ベネリックは、『ウルトラセブン』放送開始55周年を記念し、劇中に登場するウルトラ警備隊のアイテム「ビデオシーバー」を再現したデジタルウォッチ(腕時計)を2023年2月に発売する。価格は24,200円。先行予約受付を7月13日13時に開始した。

  • ウルトラセブン ビデオシーバーデジタルウォッチ
    (C)円谷プロ

同社が運営するウルトラマン公式ショップ「ウルトラマンワールドM78 オンライン」と、「プレミアムバンダイ」で8月31日23時59分まで先行予約を受け付け、予定数量に達し次第終了となる。2023年2月下旬以降に順次発送予定だが、生産上の都合により、配送予定時期が変更となる場合がある。なお、全国のウルトラマンワールドM78店頭では、同年2月以降販売を予定している。

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ビデオシーバーは、『ウルトラセブン』に登場するウルトラ警備隊の隊員たちが、連絡を取り合うために腕に装着していた双方向映像通信機。放送当時は“夢のような端末”として描かれており、今回は実用的なデジタルウォッチとして、原寸大のサイズ感で再現した。


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  • ビデオシーバーのフォルムを忠実に再現
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外観の美しさを保つため操作ボタンはすべてなくし、白色7セグメントLEDを配したタッチパネル式の時刻表示面に、フレームの端ギリギリまでガラスパネルをはめ込むことでフォルムを忠実に再現。「あの憧れの機器を腕に装着して使える」という夢を追い求め、実現することに注力したという。時刻表示は、指先で触れたときのみ揺らめくような動きで表示と消灯を行う。

  • タッチパネル式の時刻表示面をビデオシーバーのように立ち上げられる
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送話グリル部分は、時計の文字盤メーカーがアルミ板を繊細にくり抜いて立体的に加工。限られた空間で奥行き感を出すため、プレートを3層構造にした。ステンレス製の蛇腹ベルトを採用し、本体への取付はイメージを壊さないよう配慮しながら実用強度を確保している。

  • 送話グリル部分のデザインなどにもこだわりつつ、実用性を高めた
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本体はダイキャスト製で、天板とベルトはステンレス製。いずれも表面をサンドブラスト加工で仕上げ、一体感ある仕上がりとした。なお、パネル重量や表示面との兼ね合いで、スイッチひとつで画面を開くようなギミックは備えていない。

電源はボタン電池(CR2032)。ベルト幅は18mmで、リストサイズは160~220mm。本体サイズは49×38×18mm(縦×横×厚み)、重さは約120g。

ウルトラマンワールドM78 オンラインでは、『ウルトラセブン』放送開始55周年を記念して、「ビデオシーバー デジタルウォッチ」を皮切りに、4カ月連続で新商品を投入する。詳細は後日公式サイトなどで順次発表予定だという。


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