エレコムは7月12日、個人向け無線LANルーターのハイエンドモデル「WRC-X6000XS-G」を発売した。店頭実勢価格は36,080円。
WAN側に10Gポートを搭載し、一部事業者で提供が始まっている10Gbps対応のインターネット接続サービスのメリットを引き出せる高性能ルーターとして訴求する。無線通信はWi-Fi 6に対応しており、5GHz帯で最大4,804Mbps、2.4GHz帯で1,147Mbpsとなる。
アンテナは内蔵型だが、グループ会社であるDXアンテナのノウハウを活かして安定性を高めた。高速大容量の通信をさばき切れるよう、クアルコムのクアッドコアCPU(動作周波数2.2GHz)を採用する。
このほか、2.4GHz/5GHz帯を状況に応じて自動選択するバンドステアリング機能、ビームフォーミング機能、買い替え前のルーターからSSID/暗号化キーをワンプッシュでコピーできる「らくらく引っ越し」機能などを備える。主な仕様は下記のとおり。
- 無線伝送速度(理論値):最大4,804Mbps(IEEE 802.11ax/5GHz)
- 無線LAN規格:IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6対応)
- 有線LAN規格:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
- WAN規格:10GBASE-T/5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX
- 有線LAN/WANポート:LAN×4口、WAN×1口
- 消費電力:最大23.5W
- サイズ:約W49×D194×H220.3mm
- 重量:約570g
- 付属品:専用ACアダプタ、LANケーブル(1m)