金融庁が試算した「老後30年間で約2,000万円が不足する」とする2019年の報告書がきっかけとなった「老後2,000万円問題」。ホロスプランニングが今年6月に実施した「老後2,000万円問題アンケート」の調査結果を紹介する。調査は18歳から71歳までの500名を対象に、インターネットで実施された。
現在の貯金額(株式含む)について、一番多かったのが「300万円未満(36.4%)、続いて「500~750万円(17.4%)」だった。
満65歳時の預金額見込みについて、「2,000万円以上」と答えたのは31.%。続いて「1,000~1,200万円(19.4%)で、現時点では「65歳までに2,000万円を貯めるのは困難」と見込んでいる方が多数という結果に。
「無理だと思う(23歳/女性/会社員)」「災害や病気など不測の事態があることを考えると2,000万円も貯めるのは難しい(50歳/男性/会社員)」と否定的な声が多く集まったが、これは世帯年収や貯金額の多い・少ないに関わらず目立った意見だったという。