アンカー・ジャパンは、スマートホームブランド「Eufy」(ユーフィ)初の自動ゴミ収集ステーション付きロボット掃除機「Eufy RoboVac L35 Hybrid+」の予約販売を、Amazon.co.jpなどで7月12日に開始した。価格は69,990円。
Eufyブランドのメインカテゴリとして展開してきたロボット掃除機を主軸に、掃除関連製品を展開する「Eufy Clean」の第1弾製品。自動ゴミ収集機能を省いた充電ステーション付きの「Eufy RoboVac L35 Hybrid」(49,990円)の予約販売も同日に開始している。同社が4月に報道陣向けに開催した発表会において初披露しており、今回正式に販売開始した。
いずれもAmazon.co.jpにおいて台数限定の初回セールを実施しており、7月13日までAmazonポイント30%を還元し、7月14日から28日までは同ポイントを15%還元する。前者は250台限定、後者は100台限定。
Amazon.co.jpやAnker Japan公式サイトなどで7月12日に予約販売を開始。一部家電量販店では7月14日から予約販売を行い、8月上旬に配送予定。8月4日からは、楽天市場や一部家電量販店などで通常販売も開始する。
主な特徴
自動ゴミ収集ステーション付きモデルは、ロボット掃除機本体のダスト容器からステーションへのゴミ収集を自動で行い、毎回のゴミ捨てにかかる手間を省く。約2カ月分のゴミを収納できる約3リットルの大容量ダストバッグが付属し、抗菌消臭加工を施しているため衛生的に使えるとする。
ロボット掃除機本体の主な機能は共通。吸引掃除に加え、フローリングの拭き掃除もできる水拭き機能を搭載している。吸引力は3200Paで、従来機種「RoboVac L70 Hybrid」比で約45%向上。吸引モードは「電子レンジの稼働音と同程度の静かさ」という静音モード(約52dB)を含む4段階から選べる。また、フローリングの水拭きの水量も3段階から調整できる。
レーザーによって部屋の間取りを認識し、リアルタイムにマッピングしながら掃除する独自の「iPath レーザーナビゲーションシステム」を搭載。効率的な経路で、暗い部屋や複雑な間取りでも隅々まで正確に掃除できるとする。
スマートフォン向けの専用アプリを使い、3フロア分のマップを保存可能。また、部屋ごとに掃除方法や進入禁止エリア、特定の場所を集中して掃除するスポット清掃エリアを設定できる。Amazon AlexaやGoogle アシスタントによる音声操作にも対応。誤操作を防ぐチャイルドロック機能も備える。
掃除時間は最大145分で、充電時間は約180~240分。本体ダスト容器の容量は2機種で異なり、自動ゴミ収集ステーション付きモデルは200ml、自動ゴミ収集ステーションなしモデルは330ml。水タンクの容量は共通で200ml。本体サイズと重さは、ロボット掃除機が約35×35×10cm(幅×奥行き×高さ)/約3.3kg、自動ゴミ収集ステーションが約39.4×24.5×22cm(同)/約3.6kg。
どちらも交換用サイドブラシ、交換用フィルター、清掃ツール、交換用モッピングクロス、防水パッドが付属。自動ゴミ収集ステーション付きモデルはこれらに加えて、電源ケーブルや交換用ダストバッグを同梱し、自動ゴミ収集ステーションなしモデルにはACアダプターや充電ステーションを同梱する。
今後、交換用のモッピングクロス、バッテリー、フィルターなどを8月下旬に、抗菌・消臭加工のダストバッグを9月中旬に発売予定だ。