トレンダーズは7月8日、「在宅勤務時のお昼休みの過ごし方」に関する調査結果を発表した。調査は6月20日～27日、週2回以上在宅勤務をしている20～40代有職男女472名を対象にインターネットで行われた。

  • 在宅勤務時のお昼休み中にすることがある行動

    在宅勤務時のお昼休み中にすることがある行動

在宅勤務時のお昼休み中にすることがある行動を複数回答で聞いたところ、「お昼ご飯を食べる」(74.4%)、「テレビやスマホを見る」(54.2%)が上位に。しかしながら、同率3位には「掃除をする」「仕事をする」(33.5%)、6位には「洗濯をする」(33.1%)がランクインするなど、家事や仕事をしたりする人が比較的多いことが分かった。

  • 在宅ワーカーの“平均的お昼休み”

    在宅ワーカーの“平均的お昼休み”

次に、お昼休みの時間を60分と仮定して、何に時間を使っているのかを教えてもらったところ、平均して、「食事の準備」(11.2分)、「食事」(14.6分)、「食事の片付け」(4.9分)など、30分以上(30.7分)をお昼ご飯のための時間に使っていることが判明。

さらに「洗濯・洗濯物干し」(3.4分)、「掃除」(2.7分)、「仕事」(3.3分)など、リフレッシュや休息のための時間とは言い難い項目も計9分以上(9.4分)。「お昼ご飯のための時間」「掃除・洗濯」「仕事」を合わせると40分以上(40.1分)となり、“自由だからこそ忙しい”在宅ワーカーのお昼休みの実態が明らかとなった。

実際に、在宅ワーカーたちもお昼休みの忙しさを自覚しているようで、在宅勤務時のお昼休みについて「出社時のお昼休みに比べてやることが多い」と感じている人は「とてもそう思う」(26.7%)と「まあそう思う」(41.3%)を合わせて約7割(68.0%)。「出社時のお昼休みに比べて疲れる」という回答も、49.4%が「そう思う(とても+まあ)」と回答した。