BS松竹東急では、『土曜ゴールデンシアター』(毎週土曜18:30~)の特別企画として、歌舞伎俳優・中村獅童×バーチャルシンガー・初音ミクが主演する「超歌舞伎」を、8月13日・20日に2週連続で放送する。
超歌舞伎とは:2016年の「ニコニコ超会議」で誕生した、歌舞伎と初音ミク、そしてNTTの最新技術による未来型の歌舞伎公演。通常の歌舞伎公演とは異なり、観客参加型の演出も見どころの1つで、観客はペンライト(サイリウム)を振りながら、演出に参加する。今年の夏は東京・新橋演舞場や京都・南座をはじめとする全国4劇場で上演される。
1週目の8月13日は、2019年に南座新開場記念として上演された新作舞踊『當世流歌舞伎踊(いまようかぶきおどり)』と『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』を。2週目の20日は、昨年南座で上演された『都染戯場彩(みやこぞめかぶきのいろどり)』『御伽草紙戀姿絵(おとぎぞうしこいのすがたえ)』を放送する。
超歌舞伎の記念碑的な作品『今昔饗宴千本桜』のノーカット版は、今回テレビ初放送。2週連続で、すべての演目をノーカットで放送する。
湯浅敦士プロデューサーは「学生時代から初音ミクと歌舞伎、演劇が大好きなこともあり、BS松竹東急に入社してからはずっと超歌舞伎をお茶の間にお届けしたいという強い思いがありました。初音ミクの歌声を歌舞伎公演で耳にすると、得も言われぬ感動がこみ上げてきます。是非ともこの夏は、劇場公演と共に、「放送」でも超歌舞伎を楽しんでいただけたら嬉しいです。どうぞご期待ください」と話している。