アラームボックスは7月7日、「2022年下半期以降の業種別倒産発生予測ランキング」を発表した。調査は2021年5月~2022年5月、同社に収集された1万628社・25万4,174件のネット情報から分析、抽出されている。

調査による「倒産可能性の高い業種ランキング」結果は次の通り。1位「農業」、2位「電気業」、3位「繊維・衣服等卸売業」、4位「設備工事業」、5位「宿泊業」、6位「総合工事業」、7位「織物・衣服・身の回り品小売業」、8位「繊維工業」、9位「飲食店」、10位「金融商品取引業、商品先物取引業」となった。

  • 倒産可能性の高い業種ランキング

1位の農業について、「作物や植物などの栽培をする耕種農業では、飲食店などの業務用需要が減少し、野菜余りが発生、結果として野菜の販売価格が下落するなど、コロナ禍での負の連鎖による業績悪化の情報が多く発生していました。また、畜産農業では飼料価格が高騰した影響により大手企業の倒産が発生していました」とコメントする。