八芳園はこのほど、徳島県松茂町との「包括的連携協定」を締結。6月21日に締結式を執り行ったことを発表した。相互の連携を強化し、より一層の地域活性化および双方のブランド向上を目指すという。

  • 徳島県松茂町×八芳園「包括的連携協定」締結式

    徳島県松茂町×八芳園「包括的連携協定」締結式

八芳園は、東京2020大会を機に、ホストタウン活動の支援する取り組みの中で出会った徳島県立徳島商業高等学校の精力的に活動する姿やその想いに共感し、2019年6月同校ならびに校内模擬会社ComComと包括的連携協定を締結。

以後、「おもてなしメニュー開発」の支援や、同校生徒たちにより地元で開催されている「徳商デパートメント」を、徳島県の協力のもと2年にわたり「MuSuBu」にて開催するほか、徳島県の産品における東京へのPR等も手伝うように。

その後、「阿波おどり空港」を擁する松茂町より、町内にある防災および交流拠点「マツシゲート」内のカフェにおいて、地元の産品の活用等について連携して取り組んでいく運びとなり、この度の包括的連携協定を締結するに至ったという。

協定内容は、「農産物、加工品等の地域資源に係る販路拡大および商品開発に関すること」、「タウンセールスおよび観光振興に関すること」、「地域の魅力発信とイベントの促進または共催による地域経済の活性化に関すること」、「マツシゲートにおけるリブランディング考察に関すること」、「SDGs の基本理念に基づく活動に関すること」の5つ。

これにより、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、松茂町の一層のプロモーション、交流人口の拡大等を通じて地域の活性化に資することを目指すとしている。