コントロールセンター右上は、現在再生中の音楽に関する情報が表示されるスペースです。コントロールセンターはある程度のカスタマイズ/表示内容の取捨選択が可能ですが、この音楽欄は固定され変更できません。

音楽欄に「再生停止中」と表示されること自体は不具合ではなく、音を出すアプリ(動画再生アプリを含む)が動作していない状態を意味します。音を出すアプリの未動作状態が長く続き、自動的に完全終了されてしまったときには、再生停止中となります。音を出すアプリを起動すれば再び表示されるようになるので、特に問題はありません。

故意に「再生停止中」の状態を作り出すこともできます。ホーム画面下の領域を上方向へフリックすると現れるアプリ切り替え画面(Appスイッチャー)で、音楽欄に表示されているアプリを上方向へスワイプしましょう。アプリは強制終了され、音楽欄の表示はたちまち「再生停止中」に変わるはずです。

ただし、iOSに標準装備の「ミュージック」などの音楽再生アプリは、しばらく未使用状態が続いても自動的に完全終了されることはありません。

音を出すアプリが自動的に完全終了されるときの典型例は、アプリのWEBページ表示機能(通称「アプリ内ブラウザ」、FacebookやTwitterなどSNS系アプリに搭載されていることが多い)で動画や音楽を再生した場合です。再生したコンテンツが停止/終了されるやいなや音を出すアプリが存在しなくなるため、コントロールセンターの音楽欄も「再生停止中」に変わってしまいます。

  • コントロールセンターの音楽欄が「再生停止中」に変わっても問題ありません