東武鉄道は7日、東武緑地や栃木県と連携し、第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」、第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」に合わせ、東武宇都宮線の一部駅構内を花の装飾で彩り、両大会を盛り上げると発表した。

  • 東武宇都宮線西川田駅の装飾イメージ

栃木県が両大会を盛り上げるために行う県民運動「オールとちぎプロジェクト(第2弾)いちご一会花育て隊」に賛同し、各会場の最寄り駅となる東武宇都宮線の各駅で花による装飾を行い、電車での来場者を出迎える。駅近辺の小学校・保育園による協力の下、開閉会式会場最寄り駅の西川田駅構内を花やガーランドで装飾し、一部競技会場最寄り駅の国谷駅構内で花の植栽を実施する。

栃木県が花の種を提供し、東武宇都宮線沿線の小学生が種まきを行い、東武緑地が装飾用の花として育成することで両大会を盛り上げる。種まきは、おもちゃのまち駅で7月12日の10時45分から11時45分まで、国谷駅で7月15日の9時50分から11時まで行われる。

なお、この取組みは両大会の閉幕後も継続し、対象範囲を広げることで沿線に多くの花を咲かせ、東武宇都宮線の観光名所を創出するなど、沿線価値の向上につなげる予定としている。