東京・自由が丘にあるスイーツのテーマパーク「自由が丘スイーツフォレスト」が7月7日にリニューアルオープンしました。半歩先の新しいスイーツ文化を体験できるこの場所に今回集結したのは"韓国スイーツ"。新しくなった「自由が丘スイーツフォレスト」で韓国のトレンドを体験してきました。
なにもかもが映え! パスポートいらずで韓国を楽しめる新スポット
東急東横線・大井町線の「自由が丘」駅南口から徒歩約5分の場所にある「自由が丘スイーツフォレスト」は、2003年11月にオープンしたスイーツのテーマパークです。この場所に、日本初出店を含む韓国人気のカフェ&スイーツショップなどが集結し、韓国スイーツと韓国カルチャーが楽しめる新スポットとして生まれ変わりました。
建物の階段を上がるとピンクでキュートな外観が現れ、真っ白なテラス席やフォトスポットなど、思わず何度もシャッターを切りたくなるものがめじろ押しでした。施設に入る前からワクワクが止まらない中、エントランスをくぐるとピンクを基調とした異世界が広がります。
空間演出は、韓国の一流施設から人気カフェ、K-POPステージまでをこなす韓国のデザインチームが参画しているということもあり、最新の韓国カフェをベースとした装飾が施されていました。施設内にもイートインスペースがあり、360度"カワイイ"に囲まれながら韓国スイーツを堪能することができます。
空間の可愛さを味わったところで、韓国スイーツをのぞいていきます。
食べるのがもったいない! 本場で人気の韓国スイーツ
施設内には、韓国に旅行したら必ず行きたいと言われる本場のスイーツ店7店舗と、新たなスイーツをネットで展開するオンライン専門のリアル常設店1店舗の計8店舗が並んでいました。
【日本初上陸】「北海氷水(プッケピンス)」
2013年に東大門にオープンしたピンスカフェ「北海氷水」が日本初上陸を果たしました。ミルクなど8種類の素材を使った雪のような柔らかな結晶が特徴のスノーフレイクアイスです。
粒感がありつつも今までにないフワフワな食感のピンスは、この暑い時期にピッタリのスイーツです。シンプルな「雪花(ヌンッコ)ミルクピンス」(850円)をはじめ、韓国で1番人気の「雪花チーズアイス」(1,150円)や、日本限定の「雪花さくらピンス」(1,050円)など5種類のピンスを展開しています。
【日本初上陸】「SNOWING(スノイン)」
韓国国内では知らない人がいないと言う"スノーイング"で有名なカフェ。コールドブリューコーヒーに手作りのクリームをたっぷり乗せ、ワイングラスで提供しています。
まろやかな甘みとクリームがドリンクに溶け込む様子は、まるで雪が降っているように見えることから"スノーイング"という名前がついたのだそう。
【日本初上陸】「CHIKONE(チコネ)」
ワッフルと共に楽しさを追求するブランドの「CHIKONE」では、ワッフルコーンにチキンやシュリンプを組み合わせた、クレープのようなメニューを展開しています。
韓国で1番人気の「ワッフルコーン チキン レモンマヨネーズ」(750円)や、「ワッフルコーン チキン バーベキュー」(750円)、「ワッフルコーン シュリンプ チリソース」(850円)、「ワッフルコーン シュリンプ ガーリックチーズ」(850円)の4種類は軽食にもピッタリです。
「Atmosphere(アトモスフィア)」
可愛いマカロンが並ぶ「Atmosphere」は、若い女性たちの間で話題を呼び、日本人の観光客も来店するほど人気なカフェなのだそう。
こちらの店舗では、8種類のマカロンをそれぞれ580円で展開中。定番のバニラ味をはじめ、きなこクリームや黒ゴマバタークリームなど独特なフレーバーも並んでいます。ひんやりとした厚みのあるマカロンは食べ応え抜群。好みの味で選ぶのはもちろん、一目ぼれしたキャラクターを選んでみても楽しめるのではないでしょうか?
「MND COFFEE(エムエヌディコーヒー)」
トーストに色違いのクリームチーズを波状に塗った「ウェーブトースト」がSNSでも話題のカフェ。本品以外にも可愛いケーキが店頭に並んでいます。
「ウェーブトースト」は、セットで出てくるジャムや果物を乗せるとさらに美味しくなるのだとか。味に迷った時は、韓国で1番人気のアップルシナモンジャムがオススメです。
「SeoulHotteok(ソウルホットク)」
ソウルの中でも有名で老若男女から人気のあるホットク専門店「SeoulHotteok」からは4種類のホットクが取りそろえられています。
1番人気があるのはベーシックな「ソウルホットク」(550円)ですが、ピンクのハート形の「サランホットク」(650円)は、SNSでも話題の"映えスイーツ"なのだそう。両方とも黒蜜で味付けがされていますが、「サランホットク」の方が厚みがあり、食感の違いを楽しむことができます。
「MINT HEIM(ミントハイム)」
「MINT HEIM」は、ミント好きからだけでなく、見た目の鮮やかさから若い女性にも大人気の韓国発のミントスイーツ専門カフェです。
ペパーミントやアップルミント、ミントシロップなどを使い分け、ケーキをはじめ焼き菓子などバリエーション豊富に販売しています。中でもインパクトの強い「ミントチーズケーキ」(700円)は韓国で1番人気! クリームチーズの優しい甘さとココアクッキーのほろ苦さ、ミントの爽快感が合わさる新感覚を楽しめます。
「Cake.jp(ケーキジェーピー)」
5,000種類以上のケーキやスイーツを展開するECサイトの初の常設店が登場しました。ここでは韓国から発想を得たケーキを販売しています。
味と見た目にこだわったレアタイプのチーズケーキは、産地にこだわったチーズの濃厚な味わいを堪能できます。
バターケーキにベリーがゴロゴロと挟まった「センイルケーキ」と濃厚チョコレートケーキをベースにした「ランチボックスケーキ」は映えること間違いなし。メッセージを入れることもできるのでお祝いの時に喜ばれそうです。
オリジナルグッズや韓国輸入雑貨を購入できるギフトショップも
「自由が丘スイーツフォレスト」ではスイーツだけでなく、オリジナルグッズや"越境カワイイカルチャー"を発信するプロジェクト「menmeiz(メンメイズ)」とのコラボレーション商品を購入できます。
インテリアにもピッタリな食器なども扱っており、見ているだけでもうっとりとしてしまいます。
「menmeiz」プロデュースのプライベートスペースも設置
スイーツフォレスト内には、推し活や誕生日などさまざまなイベントに使える、5つのコンセプトルームが設置されています。
お菓子の名前がつけられたプライベートスペースはファンシーな世界観で、K-POPのミュージックビデオ内にいるかのよう。購入したスイーツを並べてカワイイ空間でパーティーをしたら素敵な思い出になりそうです。
とどまることを知らない韓国ブーム。コロナ禍でいまだに出国するハードルはありますが、国内で韓国のスイーツやカルチャーを存分に味わえる場所があるのは、韓国好きにはたまりませんよね。あなたもぜひ、ちょっとした韓国旅行気分を味わってみては?