あなたはスーパーなどで鮭の切り身を買うとき、どんな形のものを選びますか? もし理由なく何となく選んでいるとしたら、これまでちょっと勿体ない思いをしていたかもしれません。

スモークサーモンの老舗企業・王子サーモン(@Oji_Salmon)が教える「鮭の切り身の選び方」が、「目からウロコ」と反響を呼んでいます。

鮭の切身を買うときの参考になれば(@Oji_Salmonより引用)

鮭の切り身はものによって形が異なりますが、それは部位が異なるから。しかも、単に形が違うだけでなく、食感や骨の取りやすさまで違うのだそうです。

  • (@Oji_Salmonより引用)

「半月型」は「子どもが食べやすい」「身に弾力がある」「骨取りが楽なのでおにぎりの具に最適」といった特徴があり、カルビよりロースが好きな方に向いているのだそうです。

一方の「弓型」は、脂のりがよく「シンプルに脂がおいしい」「ハラス部分はトロトロ」といった特徴があるとか。「やっぱりカルビが一番好き」という方にぴったりなのだそうです。

この投稿に対し、リプライや引用リツイートでは「面白い!鮭よく焼くから参考になる!」「もっと早くに知りたかったよ」など、「勉強になった」という声が続々。「圧倒的半月型派....」「弓形が最高に美味い奴だ!」など、それぞれの“推し”に関するコメントも多数見受けられました。

意外に知られていない鮭の切り身の選び方、王子サーモンの担当者さんにツイートのきっかけなどをうかがいました。

「鮭の切り身の選び方」、投稿者に聞いてみた

――今回の投稿のきっかけを教えてください。

弓型(カマ側)にはハラスが含まれていて脂のりがいいという認識は皆さま何となくお持ちなので、一般的には弓型の方が人気なのですが、半月型(尻尾側)にも隠れた魅力があることを知っていただきたくツイートをしました。

――今回のツイートには大きな反響が寄せられましたね。

これをきっかけに半月型と弓型、それぞれの魅力を楽しんでいただけると嬉しいです。

――担当者さんが個人的にお好きなのはどちらのタイプでしょうか?

私は個人的に半月型が大好きです。特に天然物の紅鮭は過酷な海の環境を泳ぐために尻尾が発達しています。とても引き締まった身質で、冷めても美味しさが持続します。

そして、半月型は骨取りが非常に簡単なので、時間のない朝食にもおすすめです!


王子サーモンのTwitterアカウントでは、「なぜ形が違うの?」「どこに骨があるの?」「どこに脂がのってるの?」といった、意外に知らない鮭の切り身についての補足情報も紹介しています。

  • (@Oji_Salmonより引用)

  • (@Oji_Salmonより引用)

  • (@Oji_Salmonより引用)

  • (@Oji_Salmonより引用)

「鮭の切り身をなんとなく選んでいた」という人にとっては、まさに目からウロコの豆知識の数々。これらを参考に、好みや目的に合わせて選ぶようにすれば、明日からのサーモンライフがもっと楽しくなりそうですね。