アイドルグループのKis-My-Ft2が出演するフジテレビのバラエティ番組『キスマイ超BUSAIKU!?』が、7日(24:35~)に放送される。
今回は、YouTubeなどで今話題の協力型ボードゲーム「ito(イト)」に挑戦。1~100の数字が書かれたカードを1枚ずつ引き、数字を口にしたらアウトという制限の中、お題に沿って自分のカードを表現していくという番組オリジナルのアレンジルールでプレイしていく。
ゲストは、生見愛瑠と大島由香里。2人が、キスマイの7人それぞれの回答の意図を組んで、数字を順番に並べていき、ゲームの成功を目指す。
今回のゲームのお題は「女性にこれされたら、好きになっちゃうかも」。自信満々にトップバッターをきった二階堂高嗣は「飲み会のあと、2人で飲み直さない?」と王道とも取れる誘い文句を初めに提示。自らの説明にも力が入り、テンションマックスで後続メンバーをけん引しながらゲームがスタートしていく。続く藤ケ谷太輔は「夜メールで声聞きたいな」と回答したあとに、「これ、オレ好きなんですよ」とクールフェイスで照れ隠しをする一幕も。
そして、今回も千賀健永のマイワールドがさく裂。「ツー・オン・ツーで、バスケットをしていて─」という設定のストーリーから、千賀が独特の女性から感じる胸キュンポイントを力説していく。他メンバーからの総ツッコミを受ける中、その細かすぎるシチュエーション回答に、ゲストの生見も「独特なんですけど…不思議」と困惑コメントで苦笑い。一方で、冷静かつドライに口を開いた横尾渉のスマートかつ明瞭な回答には、メンバー全員から称賛の嵐が吹き荒れる。
それぞれが己の願望にも似た妄想を次々と恥ずかしげもなく披露していく中、メンバーの熱のこもったプレゼンに、ゲストの大島も「このゲームは、“癖”が出るやつですね」と興奮気味に分析する。
そんなメンバーの回答への熱量はさておき、ゲストの成功を導くためのヒントともなるキスマイメンバー同士による予想意見にも生見・大島のゲストコンビは、耳を傾けることなく、女の勘だけで予想をどんどん進めていく。その結果、ファーストラウンドでは、番組ゲーム史上最速のフィナーレを迎えることに。メンバーから女性にされたらグッとするポイントが次々と披露されていくも、7人が互いの“意図”を読み合えず、価値観のズレがあらわになっていく。
続けて、セカンドラウンドのお題は「彼女に作ってあげたい手料理」。真っ先に発言をした千賀が挙げた手料理名に、女性陣も「えぇ!?」のリアクションからスタート。料理番長・横尾渉ならではの食材にこだわった手料理や、宮田俊哉の「時間帯指定付き」手料理が次々と発表される。
ゲーム中盤では、二階堂が当初の回答を途中から変えるというまさかの展開に発展。それにつられて、他のメンバーも自身の発表した手料理に、量の増減や食材の変更など“設定の微調整”を次々と加えていく。最終的には、ゲストは予想どころではなくなり、メンバーの妄想だけが走り続ける形でゲームは終盤戦へ突入する。
収録を終えた横尾は「やっぱ問題は、二階堂高嗣でしたね…あの子の基準というか…ちょっと(他の)メンバーも混乱しております。ただ、すごい面白かった。面白かったですよ。結果は、皆さん見てみてください」とコメント。
自身の「彼女に作りたい料理」100の答えは、「(好きな人から)言われたら何でも作りますけども、一番はその方のお母さん・お父さんの手料理。男性側は“おふくろの味”、彼女さんが知って作ってくれることはありますけど、女性側にお母さん・お父さんの味を作るってあまり聞いたことがないので、作って、味を残していきたいなと思いますね」と話した。
ほかにも、番組開始10周年を記念する7週連続の特別企画では、過去に自らが演出出演したVTRを振り返る。今回の主役は玉森裕太。玉森は「22歳だったんだよね。若かったから出来たんだよね。恥ずかしいよ…」と当時の若さを振り返りながらも、「相当ダサいよ…」と冷静な分析コメント。VTRを見ながら、「やっば!」を連発し、恥ずかしさに耐えかねて、口元を終始押さえる始末。しかし、最後にはこれまでの10年間に、玉森が番組を通して見出したという“真のカッコ良さ”を口にする。
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