JR西日本は、旅の行き先をサイコロで決める「サイコロきっぷ」を期間限定で発売する。まるで桃鉄のような世界観に注目が集まっている。
「サイコロきっぷ」は、サイコロで行き先をランダムに決め、大阪から出た目までの往復JR(新幹線または特急列車)普通車指定席を利用できるというもの。旅の行き先は、北陸から九州までの全7駅で、東舞鶴駅、芦原温泉駅、博多駅、倉敷駅、尾道駅、餘部駅、白浜駅だ。それぞれ出る目の確率があり、白浜駅・餘部駅・東舞鶴駅・倉敷駅・芦原温泉駅は1/6、尾道駅は5/36、博多駅は1/36となっている。また餘部駅は白崎温泉駅、東舞鶴駅は西舞鶴駅、芦原温泉駅は福井駅、倉敷駅は岡山駅にそれぞれ途中下車できるとのこと。
エントリーは2022年7月19日から9月30日まで。エントリーは1人につき2回まで可能。なお2回目のエントリーは7月30日からだそうだ。エントリーすると「サイコロきっぷ」を購入できる。サイコロきっぷの利用期間は7月29日から10月31日の連続する3日間だ。なおエントリーにはJ-WESTネット会員登録をする必要があるとのこと。
値段は1回のエントリーに4,500円、サイコロきっぷの購入時に500円の計5,000円だ。通常は大阪から芦原温泉駅までの往復きっぷは13,380円、大阪から博多までは29,240円などなど。「サイコロきっぷ」の全7駅はどれも通常であれば往復に1万円前後かかる。今回の「サイコロきっぷ」はお得なきっぷとなっているようだ。ゲーム感覚で、お得に旅行ができるユニークな試みだ。
ネット上では「おもしろそー東でもやらないかな...」「桃鉄!?」「水曜どうでしょうかな?w」などの声が寄せられた。