西日本鉄道は5日、西鉄天神大牟田線の雑餉隈~下大利間にて、8月28日の始発電車から電車の運行を高架に切り替えると発表した。これにより踏切19カ所がなくなり、下大利駅で新駅舎を供用開始。他の3駅では改札からホームまでの通路が変更となる。
高架切替作業にともない、西鉄福岡(天神)~筑紫間(太宰府線含む)において、8月27日の最終電車繰上げと、8月28日の始発電車繰下げを実施。8月27日は西鉄福岡(天神)駅22時30分発の急行(大牟田行)が最終列車となる。8月28日は7時30分頃から順次運行開始する予定。両日とも筑紫~大牟田間(甘木線含む)は通常ダイヤで運行する。
高架切替と同日の8月28日、天神大牟田線のダイヤ改正も実施。高架切替により、当該区間を運行する電車の運行時間が最大2分の短縮となる。
一部時間帯において、利用状況に合わせて運行本数の見直しも実施する予定。ダイヤ改正の詳細は7月下旬頃に西鉄グループのサイトにて案内される。