新條まゆ先生が、ネット上でネタにされ続けてきた「そのキレイな顔をフッ飛ばしてやる」を自らグッズ化し、話題を呼んでいる。
ついにこんな屈辱的な日が来てしまった‼️😫グッズ化だけはしまいと思ってたのに‼️そんなつもりで描いたわけじゃないのに‼️ミリヲタども‼️買うがいい‼️ pic.twitter.com/HCKOd4AAa3
— 新條まゆ@『虹色の龍は女神を抱く』シーモアで連載中! (@shinjomayu) July 2, 2022
「そのキレイな顔をフッ飛ばしてやる」とは、新條まゆ先生が連載していた漫画「覇王♥愛人」(連載2002年~2004年)の第3巻に登場する「世界一腕の立つ殺し屋」のセリフ。
漫画の中で長距離狙撃の場面があるのだが、世界一腕の立つ殺し屋は、ここでスナイパーライフルではなく、スコープも装着していないアサルトライフルを使っている。また、アサルトライフルで精密射撃を行う際は、ストックを肩にしっかり押し当てるべきなのだが、世界一腕の立つ殺し屋は、ストックを肩に担いで、まるでバズーカ砲を構えるかのように撃つ謎の射撃姿勢を見せている。ついでに、アサルトライフルのサイズも妙で、グリップが握れていないほど小さい、もしくは世界一腕の立つ殺し屋がかなり巨躯なのかもしれない……などなど、おそらく新條先生がちょっと資料を見間違えちゃったんだろうな、というツッコミどころが、ネット上で度々ネタにされてきた。過去には、新條先生がスナイパーライフル(PSG-1)のモデルガンを買って自らネタにするなんて出来事もあった。
スナイパーライフルが届いたわけだが…おい!お前ら!でかくて重くて、肩に担がなきゃ撃てないぞ、こりゃあ!俺が正義だ!! http://t.co/JdQCrawT /via: @shinjomayu
— History RTweets Es (@HistoryRTweets) July 20, 2012
新條先生はTwitter上で、「ついにこんな屈辱的な日が来てしまった」として、世界一腕の立つ殺し屋のグッズ写真を公開した。「ちょろいもんだぜ」や、「そのキレイな顔をフッ飛ばしてやる」の世界一腕の立つ殺し屋のセリフをプリントしたTシャツを紹介。今回のグッズ化に対して新條先生は、「グッズ化だけはしまいと思ってたのに‼️そんなつもりで描いたわけじゃないのに‼️ミリヲタども‼️買うがいい‼️」とコメントしている。当該ツイートは話題を呼び、記事執筆時点では、いいね数5万件、リツイート数2.9万件にのぼる。
なお、これらのグッズは、7月1日から7月11日まで開催されている、やしろあずきさんプロデュースのPOP UP STOREで販売中。場所は東京・渋谷にある渋谷モディの2階、東京アニメセンターだ。
ネット上では「懐かしくそして新しい!」「超欲しい懐かしい!めっちゃ欲しい」「20年近い時間。作品は色褪せず愛されているが、当時笑っていた自分の方がネタで着る事もできないくらいおっさんになってしまった悲しさ。」と懐かしむ声が多く寄せられた。