テレビ朝日系ドラマ『刑事7人』の制作発表記者会見が4日、都内某所で行われ、東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也、小瀧望が登壇した。会見では、小瀧から白洲へ手紙が読み上げられた。

  • 小瀧望

会見では、今シーズンでメンバーの卒業が予告されていることにちなみ、キャスト同士で手紙を読み上げる企画が。東山→小瀧→白洲→田辺→塚本→倉科→吉田→北大路→東山のリレー形式でメッセージが送られた。

「照れますね」と言いながら小瀧が白洲への手紙を「じんじんへ」と読み始めると、「じんじんって呼んでるの!?」と一同がざわめき、その後も手紙の中で「じんじん」というワードが登場するたびに「じんじん……(笑)」、「じんじん何回言うねん!」と笑いやツッコミで場が盛り上がった。

冒頭では「刑事7人が決まったとき、大先輩の背中を間近で見れると思った後、またじんじんに会えると思ったことがうれしかったのを覚えています。今年の1月クールでがっつり共演させてもらったじんじんがいたことは、シーズン8から出演させていただく僕にとっては大きすぎる存在でした」と、テレビ朝日系1月クールのドラマ『鹿楓堂よついろ日和』での共演について触れられた。

続けて「現場で置物のようになっていた僕を、和ませてくれて、導いてくれてありがとう。じんじんのお陰で、現場にじんじんがいなくても皆とお話しできるようになり、徐々にですが素を出せるようになってきました。撮影でじんじんとがっつりお芝居する機会が今から本当に楽しみです」と現場での白洲の気遣いを伝えた後、「最後に、大人になると、本音で語り合える親友ができにくくなると思っていましたが、迅くん、あなたを親友だと勝手に思っています。これからも仲良くしてください」と“親友”宣言が飛び出した。

白洲は照れながら「ありがとう、のんちゃん。親友なんて言ってくれて……うれしいです」と感謝を述べたあと「今度は何食べに行こうか」と小瀧を食事に誘っていた。

2015年にスタートして以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。最新章となるシーズン8では、東大卒のキャリア組の新人で、いわゆる“Z世代”のエリートである坂下路敏(ろびん)が新専従捜査班に配属される。彼が天樹をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)の7人のスペシャリストと対峙することでどんな化学反応が生まれるのか。