東京から車で2時間ほど。2022年6月1日、感度の高いキャンパー憧れの地・山梨県道志村にスペシャルな隠れ家がオープン。

「道志村RentalVilla12498番地」は、1日1組だけの完全プライベートヴィラ。木のぬくもりに包まれたログハウスでゆるゆると過ごし、フィンランド発祥のバレル型サウナでととのい、夜は開放感たっぷりのテラスでBBQ……。

  • 「道志村RentalVilla12498番地」は、1日1組だけの完全プライベートヴィラ。

    感度の高いキャンパー憧れの地・山梨県道志村に、2022年6月1日、「道志村RentalVilla12498番地」がオープン

果たして、そんな夢いっぱいのプライベート空間で過ごす時間とは、どんなものでしょうか? 今回はお疲れ気味の筆者が、一足先に体験。設備充実のヴィラでパワーチャージしてきた様子をお届けします!

国道から30秒の非日常空間へ

  • 「12498」と書かれた木製看板が目印

まず「道志村RentalVilla12498番地」で驚いたのが、ロケーション。山梨を代表する観光スポット「山中湖」の東側に位置しており、国道43号から車で約30秒の近さ! 山奥まで行かなくとも、3密とは無縁の大自然を感じられる場所に「道志村RentalVilla12498番地」はあります。

  • 自然に癒やされる最高のロケーション

    自然に癒やされる最高のロケーション

道志村と言えば、道志川に沿って開けた水と美しい森に恵まれた自然豊かなスポット。水がきれいな場所としても知られており、長年に渡り、横浜の水源地として保護されてきました。

ヴィラのすぐ横にも、サラサラと心地よい沢音をひびかせる小川が流れています。木々の隙間からこぼれる穏やかな木漏れ日を浴びて、水の音に耳を澄まし、自然をすぐ近くで感じられるのが、この施設の魅力。大自然の中で、癒やしも遊びもとことん楽しめる楽園のような場所です。

  • ゲートをくぐれば、ワクワク冒険気分が高まる

チェックインは15~17時、チェックアウトは10時。基本的に無人で、ホテルのようにフロントがある訳でも、管理人さんがいる訳でもありません。

事前決済を済ませると、当日PINコード(解錠キー)が送られてくるので、ドアの施錠はすべてセルフで行います。

おしゃれな木のゲートが、非日常へのスイッチ。この後リゾート気分を味わい尽くせるのかと思うと、胸が高鳴ります。

アンティーク家具が彩るオンリーワンの空間

  • どこを切り取っても絵になるリビングスペース

一歩足を踏み入れると、そこはインテリア雑誌から飛び出てきたようなセンスの良さ! 想像以上におしゃれな雰囲気で、思わずハッと息をのみます。

アンティーク家具でまとめられたウッディな空間には、トルコランプや流木とライトを組み合わせたアーティスティックな照明が輝き、鹿の角や毛皮がちりばめられています。さらに、足元には肌触りやわらかなペルシャ絨毯が敷かれ、心地よさにうっとり。

  • 昭和レトロな真空管ラジオ

この真空管ラジオは、オブジェとして飾られているだけではありません。アイフォンの端子とラジオのケーブルを繋げば、好きな音楽を聴けるスグレモノ。

真空管独自のしなやかでやさしい音色が心の奥底まで広がり、トゲトゲしていた気持ちを丸くしてくれるよう。

  • お気に入りのソファでごろり

時を超え、大切に受け継がれてきたアンティーク品に触れられるのも、この宿の魅力。例えば、オットマンになっているのは、中国の武将の椅子なのだとか! ユラユラ揺れるロッキングチェアに座って、武将の椅子に足を乗せるなんて、とびきり贅沢ですよね。

ちなみに、筆者のお気に入りは革の赤いソファ。横になってみると、レザーならではの高級感があり、まるで包み込まれるような感覚です。

  • 調理器具やスパイスがところ狭しと並ぶキッチンスペース

「道志村RentalVilla12498番地」はお食事の提供はありませんが、お料理の時間を楽しんでほしいとの想いから、実用性・デザイン性に優れたキッチングッズの数々が用意されています。

調理道具は、サイズ違いのフライパンからタジン鍋、圧力鍋までスタンバイ。また基本的な調味料だけでなく、本格的なスパイスも豊富にそろっているので、お料理を作る楽しみを味わえます。

しかも、それだけではありません。小さなお子さんがいるファミリーに嬉しい、ベビーローチェアや幼児用カトラリーなどのキッズ用アイテムも充実。さまざまシチュエーションに合わせて、どんな悩みも解決してくれそうです。

こんなベッドで寝てみたい!と思わせる個性的な寝室

  • 木のぬくもりを感じられる2段ベッド

そして、寝室がまた印象的! 天然木を使ったハシゴ付きの2段ベッドが置かれていて、非日常感たっぷり。

「そういえば、子どもの頃こんなベッドで寝てみたいと思ったな……」

そんな風に、記憶の海底にひっそりと眠っていた子ども時代の憧れがよみがえり、胸がつんとします。もしみんなで泊まったら、「上で寝る? 下で寝る?」と大いに盛り上がることでしょう。