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【この記事のエキスパート】
家電製品総合アドバイザー:福田 満雄

家電製品総合アドバイザー:福田 満雄

iPhone3GSの時代からスマートフォンを愛用している、ガジェット愛あふれるライター。
複数のメディアで家電製品の記事を担当、シンプルでわかりやすい文章がモットー。
冷蔵庫からオーディオ、パソコンまで、幅広く知識を問われる家電製品総合アドバイザー試験に一発合格。
最新機種が好きなのはもちろん、過去の名機を安価に楽しむのも好き。


乾燥が気になる季節には、加湿器を日常的に使っている方も多いでしょう。しかし、カビや雑菌などが繁殖しやすい機器であるため、除菌の対策なども必要です。この記事では、加湿器用の除菌剤について、選ぶ際のポイントやおすすめの商品をご紹介しています。

加湿器の除菌剤とは?

出典:Amazon

加湿器は、水を使用するため、カビや雑菌が繁殖しやすい場所です。水を入れるタンクの内側にぬめりがあったり、水が濁っていたりする場合は、カビや菌が発生しているのかもしれません。

カビや菌は呼吸器系の病気などの原因にもなるため、早めの除去と対策が必要です。その際に役立つのが加湿器の除菌剤です。現在は天然由来成分物なども多く、人体に優しく、しっかりと除菌を行なえるものも多数販売されています。

ただし使い方や使用量を間違えると、反対に人体に害を及ぼす可能性もあります。公式サイトやパッケージをしっかりと確認して、正しく使用することが必要です。

加湿器の除菌を行わないとどうなるの?

加湿器のタンクは、水で満たされていることと、適度な温度があるため、カビや雑菌が繁殖する格好の場所です。

こまめな手入れを行なっていないと、レジオネラ属菌などが大量に繁殖する可能性もあります。レジオネラ属菌は自然界に広く存在していますが、菌を含んだ空気を吸うことで肺炎の原因ともなります。

とくにレジオネラ属菌に起因する肺炎は、高齢者や子ども、持病がある方がかかった場合、重症になる危険性もあるため、できるだけ菌の発生を阻止する必要があります。

加熱しない超音波式除湿器は除菌が必須

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加湿器にも「気化式」「スチーム式」「超音波式」の3つのタイプがあります。

スチーム式は、タンク内の水を加熱して水蒸気の状態で室内に送るため、菌の飛散もそれほど多くありません。また、気化式も自然蒸発やファンによる蒸発した水での加湿になるためあまり菌が飛散することもありません。

しかし、超音波式は、超音波を使った振動により水をこまかい粒子にして飛ばすため、水と一緒に菌の飛散も多くなります。

そのため、加湿器のなかでも超音波式の加湿器は除菌をこまめに行なってください。

【加湿器のタイプ別】
加湿器除菌剤の選び方

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家電製品総合アドバイザー・福田満雄さんに取材をして、加湿器除菌剤の選び方のポイントを教えていただきました。加湿器のタイプを確認して、適した除菌剤を使用することが大切です。ここでは、加湿器のタイプ別に除菌剤の選び方を解説します。ぜひ加湿器除菌剤選びの参考にしてください。

しかし、いずれのタイプも、タンクの水は毎日取り換えることと、取り換える際にタンクを軽くゆすって水垢を落とすことが必要です。またこうすることで菌が加湿器に残りにくくなるので、後々のメンテナンスもラクになります。

超音波式|振動子には洗浄剤がつかないように注意

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超音波式の加湿器は、水を振動させてミスト状にして加湿します。

そのため、振動子などに除菌剤が残ると、正常に作動しない可能性があります。掃除する部分に注意して、精巧な部分には薬剤がつかないように注意が必要です。

また、タンク内の清掃に除菌剤を使用した場合も、しっかりと除菌剤を洗い流しましょう。タンクに残った除湿剤が水を媒体にして振動子につく可能性があります。

除菌を行なう前に、取扱説明書をしっかり確認して使用可能な除菌剤の種類などを確認してください。

スチーム式|蒸気の吹き出し口も清掃

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スチーム式は水を加湿器の中で加熱して、高温の蒸気の状態で加湿を行なうため、菌の飛散は少なめです。しかし、水道水などでタンクを満たしていると、水垢などが溜まる可能性があります。

そのため、ぬるま湯に適量のクエン酸を溶かした薬液でタンク内を洗浄するといいでしょう。また加湿器によっては、タンク内をクエン酸で洗浄する運転機能を備えたものもあります。

こちらも薬剤が残らないようにしっかり洗い流すことが必要です。

気化式|フィルター掃除も忘れずに

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気化式はフィルターに水を吸わせ、自然蒸発やファンによる蒸発で加湿を行ないます。そのため、タンク以外にもフィルターのこまめな清掃が必須となってきます。

タンクを清掃する際フィルターも一緒にクエン酸を溶かした水につけておき、よく洗い流すことでフィルターに詰まった水垢や雑菌なども取り除けます。

ファンを使った気化式加湿器は、吹き出し口にほこりや雑菌が溜まることもあるので、掃除機で吸い取るなど一緒に掃除を行ないましょう。

家電製品総合アドバイザーがアドバイス
それぞれの加湿器に合った除菌グッズを選ぼう

【エキスパートのコメント】

加湿器タンクのぬめりや汚れは気になるものです。対策するためのグッズが複数販売されていますが、加湿器によって使えるものと使えないものがあります。

購入の際には、保有する加湿器のタイプに合っているかどうかを確認してみましょう。また、グッズによっては、わずかにニオイが出るものがあります。においに敏感な方は、許容できるものかどうか試してみると良いでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)