家電やカメラなどのお試しサービス「Rentio(レンティオ)」を手がけるレンティオは、サスティナブルな流通の実現に向け、レンタル品を発送する際に同梱していた着払い伝票およびクリアファイル・同梱品リストを7月1日発送分より廃止する。
今回の発送資料削減の取り組みにより、着払い伝票は年間約21万枚の紙資源、クリアファイルは年間約12万4,000枚のプラスチック資源の削減に繋がると同社は発表している。
これまで同社は、ユーザーが返送する際の手間軽減を目的として、レンタル品の発送時に着払い伝票などの資料を同梱していた。しかし一部の運送会社では伝票貼付が無くとも返送できること、またレンティオのサイト内から集荷を依頼できるようになったことなどから、サービス開始時と比較して使用されずに破棄される紙資源が増加していたという。その課題を受け、7月1日発送分からの着払い伝票およびクリアファイル・同梱品リストの同梱廃止に至ったという。
なお今回の取り組みに合わせ、レンタル品のダンボールに注文履歴ページへアクセスできるQRコードを印字し、返却を含む各種手続きや利用状況、商品情報の確認もできるようになった。
同社は今回の取り組み開始にあたり「返送の顧客体験を落とすことなく、これまで以上にレンティオの企業理念のひとつである『借りやすく、返しやすい』サービスを体験いただけます。今後は、サスティナブルな流通の実現をさらに加速させるため、年内を視野に梱包材の削減を実施してまいります」とコメントを寄せている。