寿司居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉」では、7月1日から新たなキャンペーンが始まりました。高級魚の金目鯛をはじめ、天然鰹のたたき、ホタルイカなど、夏に恋しくなる辛口ですっきりとした味わいの日本酒に合う限定メニューが439円以下で登場します。リーズナブルすぎるメニューは一体どんなものなのか、実際に店舗に行ってみました。
今回登場したメニューは9品。さらに暑い時期にぴったりな、辛口でフルーティーなすっきりとした味わいの夏の日本酒が3種類も同日から販売になります。そんな清涼感のある日本酒と合わせたい、限定メニューを紹介します。
香ばしさと脂の旨味を堪能できる国産金目鯛
「国産金目鯛炙りにぎり」
注文が入ってから皮目を炙る金目鯛は、香ばしく脂の旨味が凝縮されていました。噛めば噛むほど金目鯛のほんのりと甘い旨味を感じられ、贅沢なひとときを堪能できます。2貫で439円とお手ごろすぎる印象でしたが、しっかりと濃厚な味わいを楽しめました。
「国産金目鯛入り刺身4点盛り」
にぎりで使われていた金目鯛の炙りに加え、まぐろ、ハマチ、〆さばが盛り付けられた一皿。どれもしっかりと厚みがあり新鮮な食感を楽しむことができます。
刺身によって合うお酒を考えるのも楽しそうです。
天然海老をコロッケに?エビチリ風な味わいがクセになる海老コロッケ
「エビチリになれなかった海老コロッケ」
遊び心のある名前の海老コロッケは、海老を使った代表料理のエビチリになれなかった天然海老が、コロッケになったというストーリーがあるのだそうです。ケチャップを効かせたソースが添えられており、エビチリ風の海老コロッケという意外な組み合わせが楽しめます。
アツアツの海老コロッケをかじってみると、サクッとした衣、ほくほくのじゃがいも、プリプリな海老と、さまざまな食感が合わさります。甘みのあるエビチリ風のソースがからまり、まろやかな味わいの海老コロッケは、子どもから大人まで病みつきにしてしまいそう。ぺろっと食べてしまうので、思わずおかわりをしたくなってしまいました。
香ばしさが堪らない!炭焼きにした天然鰹のたたき
「炭焼き鰹たたき食べ比べ3貫」
一口では入りきれないほどの厚みでカットされた天然鰹を使用したにぎりには、スライスしたにんにく、生姜、香味野菜がトッピングされています。旨味がぎゅっとつまった鰹のたたきとトッピングそれぞれの相性は抜群で、暑さで疲れた体に元気を与えてくれました。
「炭焼き鰹たたきのカルパッチョ」
炭焼き鰹たたきに、にんにくと粉チーズを使ったオリジナルソースを和えたカルパッチョは、まさに酒の肴。あっさりとしているのにコクのある味わいで、お酒がさらに進みます。味変で、レモンを搾るとより爽やかな味わいになるので、さらに食欲を掻き立てられます。
「炭焼き鰹たたき入り刺身4点盛り」
炭焼き鰹たたきに加え、まぐろ、ハマチ、鯛を堪能できる盛り合わせも、驚くほど厚みがありました。
身がしっかりとした炭焼き鰹たたきはジューシーで、噛めば噛むほど濃厚な鰹の旨味を味わえました。
ホタルイカのトロッと濃厚な旨みはお酒との相性抜群!
「ホタルイカの醤油漬け小鉢」
富山県産のホタルイカの醤油漬けは酒の肴にぴったりな一皿。大ぶりなホタルイカは、コリッとした食感の後に、トロッと濃厚な旨味が溢れ出します。味がしっかりとしているので、ついついお酒に手が伸びてしまいました。
「ホタルイカ醤油漬けとクリームチーズの濃厚すぎるくちどけ軍艦」
そんなホタルイカとクリームチーズを合わせた、濃厚×濃厚な軍艦が登場しました。まるで酒盗とクリームチーズのような味わいで、アクセントにピリッと辛いブラックペッパーがトッピングされています。しゃりがあっても思わずすっきりとしたお酒を追加したくなる、酒好きには堪らない罪な味の軍艦でした。
ほろ苦さが酒を進める 稚鮎も!
「愛知県産稚鮎の天ぷら」
まるで泳いでいるかのような稚鮎の天ぷらは、揚げる前にヒレを立てているのだそうです。
塩か抹茶塩を合わせて食べると、サクッとした歯応えからフワッとした食感に変わり、稚鮎独特な苦味が広がります。シンプルな味付けとほろ苦さの大人の味が、これまたお酒を進めていきます。
フルーティーで辛口な期間限定の日本酒も登場
暑くなると清涼感のあるお酒が飲みたくなりますよね。そんな今の時期にぴったりな、すっきりとした辛口の日本酒が期間限定で登場しました。
「水芭蕉 夏酒純米吟醸 おりがらみ」(半合 439円)は、クリーミーな香りとリンゴやライチを思わせる香りが交わり、ふんわりとお米の香りが鼻を抜けます。柔らかい口当たりで、程よい酸味のフレッシュな味わいを楽しめます。しっかりとした味の炭焼き鰹たたきやホタルイカに合わせると、水芭蕉の清らかな味わいが際立ちます。
「常山 純米吟醸 玄達」(半合 549円)は、果実酒のようなトロピカルさがありながらも、キレのある淡麗旨口タイプ。爽やかな辛みが心地良く、脂の旨味のある金目鯛や海老コロッケと合わせるとリフレッシュできます。
「愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸」(半合 439円)は、この中でも1番甘みとすっきりさのバランスが良い、女子ウケしそうな味わいでした。バナナやメロンを思わせる穏やかな香りと爽やかな酸味が広がります。程よい苦味のある稚鮎とのペアリングがお互いの良さを引き立て、思わず摘んでは飲んでを繰り返してしまいました。
異例の早さで始まった夏。暑さが厳しさを増すこの時期は、冷たいお酒と美味しい食事をより楽しみたくなりますよね。これだけたくさんの酒に合う、リーズナブルなメニューがあれば、色々な種類のお酒とのペアリングを楽しめそう。程よい量のお酒を楽しみながら、自分好みの組み合わせを見つけてみては?