JR九州は30日、D&S列車「36ぷらす3」の月曜日ルートについて、西九州新幹線開業後の10月3日から変更し、博多~佐世保間を往復する「新・月曜日ルート“金の路”」で運行すると発表した。
新・月曜日ルートの博多発佐世保行では、現在人気の肥前浜駅での停車を継続。博多駅を11時22分に発車した後、肥前浜駅に12時44分に到着して50分程度停車し、肥前浜宿のまちなみ散策や「HAMA BAR」での日本酒飲み比べなど楽しめる。13時38分に肥前浜駅を発車して佐世保方面へ。新たなおもてなし駅として上有田駅にも停車し、山間に囲まれたノスタルジックな駅舎の雰囲気を15分程度楽しめる。西九州の魅力を詰め込んだ「車内体験メニュー」も新設する。
佐世保発博多行では、乗降可能な駅が増え、乗車の機会が増えるほか、博多駅から帰る際のアクセスを考慮した2時間半の行程に。博多駅の到着時刻は20時6分となり、山陽新幹線(関西方面)への利用が便利になるという。なお、ビュッフェを営業する一方、食事付きプランは設定されない。
新・月曜日ルートの博多発佐世保行ランチプランは、個室がおとな1万8,300円・こども1万5,700円(食事なし9,700円)、座席がおとな1万3,300円・こども1万1,000円(食事なし8,500円)。グリーン席プランは、博多駅から佐賀駅までおとな5,430円・こども4,360円、博多駅から佐世保駅までおとな7,270円・こども5,280円。佐世保駅から佐賀駅までおとな5,610円・こども4,450円、佐世保駅から博多駅までおとな7,270円・こども5,280円。