NTTドコモは6月29日より、ソニー製の最新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 IV SO-51C」にソフトウェアアップデートの配信を開始した。また6月30日には、「Galaxy A52 5G SC-53B」「Galaxy A21 SC-42A」のサムスン製スマートフォン2機種にソフトウェアアップデート配信を開始している。

  • Xperia 1 IV SO-51C

    Xperia 1 IV SO-51C

  • Galaxy A52 5G SC-53B

    Galaxy A52 5G SC-53B

  • Galaxy A21 SC-42A

    Galaxy A21 SC-42A

Xperia 1 IV SO-51C

「Xperia 1 IV SO-51C」は5月11日に発表されたソニーの最新フラグシップモデル。CPUにQualcomm Snapdragon 8 Gen 1を搭載し、望遠カメラに光学式のズームレンズを装備している。

今回のアップデート内容は以下のとおり。このほか、製品をより快適に利用できるようにするための更新や一部仕様および表示の変更も含まれる。

  • Video Proでストリーミング中に高温になっても高温警告を示すダイアログが表示されない場合がある事象の改善
  • バッテリー残量が残り少ない状態でアプリを起動してもバッテリー低下の警告を示すダイアログが表示されない場合がある事象の改善
  • 望遠レンズで静止画を撮影した場合の解像感の最適化
  • セキュリティ更新。セキュリティパッチレベルは2022年6月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidセキュリティ速報 - 2022年6月」を参照

更新時間は約19分。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は「64.0.C.5.52 release-keys」となる。

Galaxy A52 5G SC-53B

「Galaxy A52 5G SC-53B」のアップデート内容は以下のとおり。製品をより快適に利用できるようにするための更新や一部仕様および表示の変更も含まれる。

  • 本体ストレージの空き容量が少ない状態で通話の手動録音ができない場合がある事象の改善
  • One UI 4.0から4.1へのアップグレードによる各種改善。詳細はGalaxyのWebサイトで確認できる
  • セキュリティ更新。セキュリティパッチレベルは2022年6月となる。

対象はAndroid 12。Android 11環境で利用している場合、本アップデートの適用前にOSアップデートが必要となる。更新時間は、端末本体でアップデートを行う場合約22分、パソコンと接続して行う場合は約67分。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は「SP1A.210812.016.SC53BOMU1BVF2」となる。

Galaxy A21 SC-42A

「Galaxy A21 SC-42A」のアップデート内容は、製品をより快適に利用できるようにするための品質の改善と、セキュリティ更新。セキュリティパッチレベルは2022年5月となる。セキュリティアップデートの詳細は「Androidセキュリティ速報 - 2022年5月」を参照。

こちらも対象はAndroid 12で、Android 11環境で利用している場合は本アップデートの適用前にOSアップデートが必要。更新時間は、端末本体でアップデートを行う場合約9分、パソコンと接続して行う場合は約45分。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は「RP1A.200720.012.SC42AOMU1BVE2」となる。