NTTドコモ モバイル社会研究所は6月30日、ネットショッピングの利用動向についての調査レポートを発表した。2022年1月に行われた「2022年モバイル動向調査」のデータを基にしている。
直近1カ月以内にネットショッピング(洋服類)を利用したデバイスを調査したところ、スマートフォンのみが6割、パソコンのみが3割、両方使っている人が1割だった。
若年層はスマートフォンのみでの利用が5割を超えており、特に10~30代女性は8割以上がスマートフォンのみでネットショッピングをしているという結果だった。
同社は2020年にも同様の調査を行っており、前回の調査結果と比較したところ、スマートフォンのみでの利用が全体で7ポイント増加していた。スマートフォンとパソコンの普及率の違いに加え、各ショッピングサイトのスマートフォンへの最適化や画面サイズの大型化など、スマートフォンでの購入体験の向上も理由と分析している。
「2022年モバイル動向調査」調査概要
- 調査方法:Web
- 調査時期:2022年1月
- 調査対象:全国の15~79歳男女
- 有効回答数:7,050
- 標本抽出法:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付