KDDIは6月30日、インターネットサービス「auひかり」の契約解除料引き下げなどを発表した。7月1日以降の新規契約/料金プラン変更が対象となる。
なお、今回の発表内容はプロバイダとして「au one net」を選択した場合のもの。他社プロバイダ利用時は提供条件が異なる。
契約解除料引き下げ
7月1日以降の契約を対象に、中途解約時の契約解除料を引き下げる。「auひかりホーム ギガ得プラン」は10,450円から4,460円、「auひかりホーム ずっとギガ得プラン」は16,500円から4,730円、「auひかりマンション お得プランA」は7,700円から2,290円、「auひかりマンション お得プラン」は10,450円から2,730円に値下げされる。
高速サービス解除料撤廃
auひかりでは、一部のエリアで10Gbps/5Gbpsの高速サービスを選択できる。追加料金のかかる高速契約から通常の1Gbps契約に戻す際、従来は高速サービス解除料(2,750円)が発生していたが、これを廃止する。
初期工事費用の分割回数を変更
auひかりホームの初期工事費用は従来、最大60回までの分割払いに対応していたが、7月1日以降は標準プラン/ギガ得プランなら一括払いまたは23回払い、ずっとギガ得プランなら一括払いまたは35回払いのみに絞る。
光ファイバー引き込み設備撤去を任意化
戸建タイプのauひかりホームを解約する際、従来は電柱からユーザー宅内までの光ファイバー引き込み設備を必ず有料で撤去していた。改定後はユーザーから申出があった場合のみ撤去工事を行う。
料金プラン変更条件に初期工事費用残債支払いを追加
auひかりホームの契約期間中にプラン変更をする際、7月1日以降は初期工事費用の残債を精算する必要がある。本項目は6月30日以前からの契約者も対象となる。ギガ得プラン→標準プラン、ずっとギガ得プラン→ギガ得プラン/標準プランの変更が対象。