大手電力10社は6月29日、2022年8月分の電気料金を発表し、平均的な家庭の場合、東京電力、九州電力、中部電力、北海道電力の4社で値上がりとなった。
東京電力、1年前と比べて2,158円上昇
ウクライナ情勢により燃料価格が上昇したことが電気料金に反映され、比較可能な過去5年間で最も高い水準となった。
値上がり幅が最も大きいのは、東京電力で247円上昇の9,118円。1年前と比べて2,158円の値上がりとなる。
次いで、中部電力が231円上昇の8,747円、北海道電力が99円上昇の8,862円、九州電力が5円上昇の7,276円となり、このうち北海道電力は燃料費の上昇分を価格転嫁できる料金制度の上限に到達した。