お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が24日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。動画「ノブコブ吉村は天才? 芥川賞受賞パーティーで起こしたミラクル! その時、パンサー向井は…? 芸人たちの人間らしさ爆発【百の三 「人間」とは何か? (6)】」内で、自身の芥川賞受賞パーティーにて、平成ノブシコブシ・吉村崇が披露したスピーチについて語った。

ピース・又吉直樹

同チャンネルでは今回、「人間」をテーマにトークする企画を実施。「人間ぽいのが……」と前置きしたうえで、又吉が語り始めたのは芥川賞の受賞パーティーの裏側についてだった。

2015年、『火花』で芥川賞を受賞した又吉。その授賞式に、友人として吉村も出席したのだが、又吉の姿を見つけると「とりあえず付けヒゲは用意してるよ」と声をかけてきたという。それに対し、又吉は「俺だけの場じゃないから」と、吉村の提案を断ったと振り返る。

さらに授賞式の後、打ち上げとして行われた受賞パーティーにも参加した吉村は、先輩小説家たちが又吉の受賞をねぎらい、今後の活躍を祈願する良質なスピーチをし、お開きの空気が流れるなかで、「なんでこっち振ってこないんすか?」と申し出。そしてマイクを手に取り、「えー皆様、グッドイブニング」と切り出したそうだ。

このつかみで参加者たちを大爆笑させ、多くの芸人たちに「グッドイブニングなんや」「すげえ……ここでグッドイブニングでいけんねや」と衝撃を与えることに。又吉は「緊張と緩和でしょうね」と吉村の剛腕っぷりを評価しながら、小説家の中村文則氏が「吉村さんのグッドイブニングはめちゃくちゃ面白かった」と絶賛していたことを告白。「グッドイブニングが伝説に(笑)」と興味深そうに語った。