FLIEは6月28日、「自宅の省エネ意識」 に関する実態調査の結果を発表した。調査は6月14日~18日、日本国内在住の20代以上の男女1,018名を対象にインターネットで行われた。

  • 省エネを意識が「向上した」要因

    省エネを意識が「向上した」要因

はじめに、「今年の夏は自宅の省エネを意識しますか?」と質問したところ、83.5%が「はい」と回答。また、以前に比べて省エネに対する意識がどのように変化したかのかを聞くと、過半数の51.9%が「向上した」と回答し、今年の省エネ意識の水準はとても高いだけでなく近年の意識の高まりが見て取れる結果に。

「向上した」要因については、「電気代の上昇」が圧倒的に多く87.9%。エネルギー価格の高騰による電力需要のひっ迫で電気料金が値上がりしており、家計を直撃していることが如実に分かる結果に。次いで、「環境意識の高まり」(26.1%)、「政府や自治体からの呼びかけ」(20.8%)と続き、「SDGs」や「サステナブル」といった世の中のトレンドの影響や、節電への呼びかけが一定の効果をもたらしていることがうかがえた。

  • どのような省エネ対策に取り組んでいるか

    どのような省エネ対策に取り組んでいるか

次に、「どのような節電に取り組んでいますか?または取り組む予定ですか?」と聞いたところ、「エアコンの温度」(64.1%)が1位に。また、3位には「エアコンの使用を控える」(42.4%)となり、やはり夏場に使用電力の割合が高いエアコンに関する回答が目立つ結果に。

さらに、2位「照明をこまめに消す」(63.9%)、4位「家電の元電源を切る」(32.1%)など、気軽に取り組める対策も上位にあがった。