LGエレクトロニクス・ジャパンは、スチームウォッシュ&ドライ「LG Styler(LGスタイラー)」の新モデル「S3GNF」と「S3BNF」を7月1日に発売します。ひと足先に実物をみてきたので、レポートをお届けします。
大事な衣類を自宅で手軽にケア。デザイン性を高めた新モデル登場
スチームウォッシュ&ドライ「LG Styler」は、自宅で簡単に衣類をリフレッシュできるロッカー型の衣類ケアアイテム。
独自の「TrueSteamテクノロジー」によりスチームの力で衣類についた臭いやシワを除去し、さらに1分間に最大180回振動するハンガー「ムービングハンガー」で花粉やほこりを落とし、最後に低温乾燥技術で衣類を痛めずに仕上げる点が特徴です。
帰宅後衣類を収納してタッチパネルのスイッチをいれるだけで、簡単に衣類をリフレッシュできるところがポイント。衣類ケアにかけていた時間を節約できるほか、通常の洗濯で起こってしまう摩耗を抑えてケアできるため、衣類を長持ちさせられます。
2017年に日本で初代モデルを発売し、ラインナップを拡充。現在日本国内ではトータルケアシリーズ3モデルとシンプルケアシリーズ1モデルの計4モデルを発売しています。今回シンプルケアシリーズの「S3GNF」と「S3BNF」が登場し、あわせて国内では6モデルの展開となりました。
「S3GNF」と「S3BNF」の発売日は7月1日。価格はオープンプライス。市場想定価格は255,000円前後です。
ちなみに、トータルケアシリーズは、ズボンの折り目ケアなど多様な機能を搭載したモデル。シンプルケアシリーズは、デザインを見直し、使用頻度の高いコースのみを厳選したモデルです。
インテリアに調和するマットガラス素材を採用
新製品では、マットガラスの扉を採用。側面もマットブラックに仕上げ、インテリアに溶け込むデザインに仕上げました。従来カドが丸みを帯びていた扉は、スクエアフォルムになり、シャープな印象を演出します。
また、操作パネルの表示を最小限にしたので、スイッチを入れていない時は家具の扉のよう。家電であることを忘れてしまいそうです。操作ボタンは電源を入れれば、扉の上に浮かび上がります。
1度にケアできる衣類は、ハンガーにかけた衣類を3着と、扉にセットしたズボン1本です。内部に棚を備えているので、帽子、鞄、枕、ぬいぐるみなどの小物もセットできます。
「花粉ケアコース」と「シルクケアコース」を新たに用意
搭載コースも従来と異なります。「花粉ケアコース」と「シルクケアコース」を標準搭載し、操作パネルからいつでも使えるようになりました。
また、専用パネルの「ダウンロードコース」では、5つのコースを選べるようになりました。「ダウンロード0」は「ズボンケア」、「ダウンロード1」は「毛皮・革製品ケア」、「ダウンロード2」は「デニムケア」、「ダウンロード3」は「ダウンウェア」、「ダウンロード4」は「ベビー用品」。このうち、「ダウンロード0」は、スマホアプリ「LG ThinQ」から選んで他のコースに変えられます。
今の時期は除湿や部屋干しにも活躍しそう!
本体サイズはW445×H1,850×D585mm、本体の重さは78kg。運転音は40dB(リフレッシュコース/標準使用時)、消費電力は489Wh(リフレッシュコース/標準使用時)。
外から帰ってきた衣類をかけてシワやニオイのケアをするだけでなく、今の時期なら「室内除湿」機能を使って、部屋の湿度を下げるのにも役立ちそうです。ヒートポンプを使って低温で乾燥させるので、デリケートな衣類の乾燥も可能。また室内干しの際、急いで乾かしたい時は「LG Styler」に入れて乾燥させる、という手も使えます(ハンガーにかけて最大3着までですが)。
衣類のケアアイテムとして、幅広く活躍する「LG Styler」。焼肉店やホテルなどで導入する店舗も増えているそうです。従来モデルと比較すると、新モデルはしっとりしとしたツヤ感で落ち着いた雰囲気。置く場所を選ばないデザインで素敵でした!