ロイヤリティマーケティングは6月28日、「第53回Ponta消費意識調査」の結果を発表した。調査は5月27日~29日、Pontaリサーチ会員の男女3,000名(20・30・40・50・60代以上の各10セルで300サンプル)を対象にインターネットで行われた。
今年の夏のボーナスの使い道を教えてもらったところ、調査開始以降9年連続で「貯金・預金」(34.8%)が1位に。2位は「旅行(宿泊を伴うもの)」(7.8%)で、昨年調査から2.6ポイントも増加した。
また、支給金額のうち、どの程度を貯金・預金したいかを聞いたところ、33.3%が「75%以上」と回答。「50%~75%未満」(24.8%)も合わせると、支給金額のうち半分以上を貯金・預金したい人は58.1%にのぼった。
夏のボーナスの使い道に「貯金・預金」と答えた人のうち、「用途を決めている」と回答した人は42.7%。具体的には、「老後の生活への備え」が最も多く57.4%。次いで「将来の消費への備え」(51.8%)が続き、いずれも50%を超えた。
また、家族分も含めて、夏のボーナスの世帯あたりの支給額(想定額を含む)を教えてもらったところ、「20万円~40万円未満」が最多の26.8%。昨年調査より2.5ポイント増加した。
次に、節約志向について調査を行った。その結果、「節約したい」派は62.8%と6割を超えた。そこで、節約意識とポイントサービスの利用意向を探るべく、「あなたはいまPontaポイントをつかいたいですか?」と尋ねたところ、「いまつかいたい」と回答した人の割合は、節約したい派が43.4%と4割を超えたのに対し、節約したくない派は37.8%にとどまった。