音声SNSアプリ「Wacha(ワチャ)」を運営するCoetoは、4月に実施した「Z世代の新生活に関する調査」にて上位の悩みであった、金銭事情に関する調査を実施した。

「1カ月で、家賃以外にお金をかけるものは何ですか?」という質問では、1位「食費」、2位「推し活」、3位「飲み会・外食」という結果に。「推し活」は、アイドルグループや声優、芸能人などの、自分にとっての「イチオシ=推し」を応援をしたり、イベントに参加したりグッズを買うなどして情熱を注ぐ活動を意味する。

また、3位に「飲み会・外食」がランクインしたことで、コロナ禍の緊迫した状況が回復しつつあり、大学生や若者にコロナ禍以前のような日常が戻ってきているという状況が読み取れる結果に。

さらに、オンライン課金・投げ銭等の経験がある方に内訳を聞いた質問では、「ゲーム内課金」「月額課金(サブスク)」「スタンプ・着せ替え購入」をしたことのある人が特に多いという結果となった。

続いて「有料アプリ購入」「ファンクラブ・メンバーシップ登録」も並んだ。いずれも形として手元に残る物を購入する支払いではないオンライン上での課金だが、Z世代にはまんべんなく浸透していることがうかがえる。

なおオンライン課金・投げ銭の月間最高金額は、「500円以下」から「4001円~5000円」までと回答した人がそれぞれ10%前後、「5001円~」と回答した人は24.2%。それぞれの予算や楽しみ方に合った幅広いバリエーションがあることも、多くのZ世代に活用される理由のひとつであるようだ、とまとめている。