クロスメディア・パブリッシングは7月1日、書籍『お金の名著200冊を読破してわかった! 投資の正解』を刊行する。同書は、チャンネル登録者数が10万人を超える投資家YouTuberであるタザキ氏が、これまで要約してきた200冊以上の本をもとに「投資の正解」を導き出し、まとめた1冊となる。

  • 200冊の名著のエッセンスを凝縮。幅広く学べる1冊に

好調だった米国株は一転し、弱気相場へ…。振り回される個人投資家……。2021年は、米国株式市場が好調だったことなどを受けて、日本でも個人投資家の「外国株式投資信託」の保有率が高まった年だった。

投資信託協会が公表した「2021年(令和3年)投資信託に関するアンケート調査」によると、投資信託を保有している人の割合は20〜70代で27.9%(前年比4.5ポイント増)。なかでも「外国株式投資信託」の伸び率は前年比10.3ポイント増の53.9%で、「国内株式投資信託」よりも多い結果となった。

しかし、2022年に入り米国株の株価は大きく下落、一転して弱気相場となり、投資を始めたばかりの個人投資家のなかには「このまま保有していていいのか?」と不安を覚えた人もいるかもしれない。

近年、投資への熱は高まってきているものの、何の勉強もせずに投資を始めることにはリスクが付きまとう。一方で、ではいざ勉強しようと思っても投資に関する本は数多くあり、さまざまな投資手法や金融商品が紹介されていて、幅広い知識を持たない投資初心者がそれら玉石混交の情報を取捨選択するのは難しい状況だ。

お金や投資に関しては、これまでに多くの名著が出版されている。今は投資初心者であっても、名著と言われる良質な本をたくさん読めば、幅広い知識を得られ、自分に最適な投資方法を検討することができる。けれども、膨大な数の名著を読む時間がない現代人が多いのが現実ではないか。

  • 著者のサラリーマン投資家YouTuber・タザキ氏

同書は、たくさんの本を読む時間はないけれど、幅広いお金の知識を身につけたい人たちに向けて執筆された。著者は、お金や投資に関する本をこれまでに300冊以上読み、200冊以上を要約してきた人気YouTuber、タザキ氏。同氏が運営するYouTubeチャンネル「聞いてわかる投資本要約チャンネル」の登録者数は11万人を超え(2022年6月24日現在)、投資初心者から中級者まで幅広く支持されている。

  • 『お金の名著200冊を読破してわかった! 投資の正解』

同書を読めば、お金の名著200冊のエッセンスを自分のものにして、自信を持って投資方針を定めることが可能に。また、巻末の「名著リスト」を辿って自分があまり詳しくないトピックを深掘りしたり、偏った知識を修正したりすることも可能となるという。

『お金の名著200冊を読破してわかった! 投資の正解』(著者:タザキ)は、本体価格1,848円。