プラネットは6月27日、「香りと消臭」に関する意識調査の結果を発表した。調査は5月12日~16日、20代以上の男女4,000名(男女各2,000名)を対象にインターネットで行われた。
「自宅にいるとき、においが気になりますか?」と尋ねたところ、「(やや)気になる」派が45.1%、「(あまり)気にならない派」は54.9%と、大差ない結果に。しかしながら、男女別にみると、「気になる派」は男性37.9%に対し、女性が52.4%と14.5ポイントも高く、女性のほうがにおいに敏感という結果に。
においが気になる場所としては、やはり「トイレ」が57.2%と最多。以下、「居間・リビング」(51.6%)、「キッチン」(45.6%)、「玄関」(44.0%)と続いた。
次に、芳香剤・消臭剤の使用状況について聴取した。その結果、自宅で室内用の芳香剤・消臭剤を「年間を通じて使用」している人は27.8%、「においが気になる季節やタイミングのみ使用」が19.0%という結果に。
そこで、「においが気になる場所」の上位10項目における使用状況を調べてみたところ、“トイレ”は「芳香剤のみ」「消臭剤のみ」「芳香剤・消臭剤の両方」がいずれも約3割と拮抗。“寝室”も同様の傾向がみられ、この2カ所では“香りと消臭の両方を求めたい!”という意向が読み取れる結果に。また、家族が集まる“居間・リビング”、そして“玄関”は「芳香剤」が優勢に。一方で、食事にまつわる場所の“キッチン” “ダイニング”や、“ペットのケージ・トイレなどの周辺”では「消臭剤のみ」が優勢となった。
さらに、好みの香りについても聴取したところ、「フラワー系」(35.4%)がトップに。2位は「グリーン系」(33.2%)、3位は「爽やか系」(32.8%)と続き、「無香」と回答した人も23.7%にのぼった。
次に、"体のにおい"対策について、使用しているアイテムを教えてもらったところ、「ボディソープ」が最多の35.0%。以下、「制汗スプレー」(30.3%)、「汗拭きシート、ボディシート」(27.9%)と続いた。
性年代別の1位アイテムをみると、20代男性と20・30代女性では「汗拭きシート、ボディシート」が人気だが、30・40代男性と40・50代女性では「制汗スプレー」、50代以上男性と60代以上女性は「ボディソープ」という結果に。また、アイテム別では、女性は若年層を中心に幅広いアイテムを使用している一方で、男性は「制汗スプレー」と「汗拭きシート、ボディシート」に集中する傾向が見てとれたほか、2位は「利用しているものはない」で32.8%と意外に多く、特に、男女とも高齢層で無対策派が多い結果となった。