SKTは6月28日、ONYX Internatinal製の電子ペーパー搭載Androidタブレット「BOOX Note Air2 Plus」を発売した。市場想定価格は72,800円前後。
ディスプレイに10.3インチの電子ペーパーを採用したAndroidタブレット。電子ペーパーはバックライトなどの光を直接見る液晶画面と異なり、紙のように外部の光を反射して目に届ける。一般的に長時間見続けた際の目の疲れにくさ、屋外の明るい場所での視認性、画面の書き換えが少ない場面での省電力性などが利点とされており、電子書籍端末などによく用いられる。
BOOX Note Air2 Plusは特定の電子書籍プラットフォームに特化した端末ではなく、AndroidベースでGoogle Playサービスにも対応する汎用性の高い端末となっている。このため、Playストアから各種電子書籍アプリをインストールし、1台で各プラットフォームを横断して本を読める。また、4096段階の筆圧検知に対応したワコム方式のスタイラスペンも付属する。
従来の「BOOX Note Air2」からの変更点としては、バッテリー容量を3,000mAhから3,700mAhに増量し、本体のカラーを深緑に変更した。また、新型専用の純正アクセサリーとしてマグネティックケース(別売/5,800円)を用意する。マグネティックケースは磁力で容易に着脱でき、使用時にはケースを手軽に外して軽量な本体のみの状態で使える。
BOOX Note Air2 Plusの主な仕様は下記のとおり。
- OS:Android 11
- CPU:Qualcomm Snapdragon 665
- メモリ(RAM):4GB(LPDDR4X)
- ストレージ(ROM):64GB(UFS 2.1)
- ディスプレイ:10,3インチ E Ink Carta 1,872×1,404ドット
- Wi-Fi:IEEE 802.11b/g/n/ac
- Bluetooth:Bluetooth 5.0
- バッテリー:3,700mAh
- 外部端子:USB Type-C
- その他の機能:スタイラスペン対応(筆圧検知4,096段階)
- サイズ:約H229.4×W195.4×D5.8mm
- 重量:約440g