マイナビは、「マイナビ 2023年卒 学生就職モニター調査 5月の活動状況」の結果を6月23日に発表した。調査は5月25日〜31日、2023年卒業予定の全国の大学生および大学院生2,037人を対象に行われたもの。
まず、2023年卒の5月の活動状況を見ると、1次面接を受けたのは37.8%、最終面接を受けたのは33.3%であった。5月中に入社予定先を決めて就職活動を終了したのは25.3%。
5月に受けた面接のうち、WEB面接は71.2%となった。最終面接への企業の対応としては、76.7%の学生が「十分な感染対策をして対面式の面接を実施する」事を適切であると考えている事も分かった。
OB・OG訪問をした経験は、全体で25.7%。会った人数の平均は5.1人で、うち対面したのは平均1.5人、WEBで会ったのは平均3.6人となっている。WEB上で会った割合は70.9%。前年よりもやや減少している。
動画ES・自己PR動画の提出をした事がある人は、44.2%。動画ES・自己PR動画についてどう思うかを尋ねると、「良いとは思わない」「どちらかと言えば良いとは思わない」を合わせて71.9%が「良いと思っていない」という結果に。
提出を求められた際に思った事を聞いてみると、43.4%が「面倒だ」、35.2%が「動画でなく面接で評価してほしい」、31.7%が「評価基準が分からない」と回答している。