JTBコミュニケーションデザインはこのほど、プログラミング教育に活用できる「JCDプログラミング教材」を無償で提供するサービスを開始した。

小学校でのプログラミング教育をサポート

  • 「JCDプログラミング教材」

同社は、公立小学校向けプログラミング教育推進事業者として多くの実績を持つヴィリング社と協同で、小学校のプログラミング学習授業に合わせた教材「JCDプログラミング教材」を開発。

同教材は、新小学校学習指導要領に合わせ、ビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」や「Viscuit(ビスケット)」の使用を前提とし、小学1~6年生まで学年ごとに難易度、指導の要点をまとめた内容となっている。【授業案】【教員向け指導動画】【指導補助の副教材】【児童用動画】の4項目で構成されており、授業の準備時間の削減や授業での指導ポイントを整理することができる。

JCDは、同教材を通じて、小学校でのプログラミング教育をサポートし、「将来求められる能力である、物事を『論理的に考える力』や『考え抜く姿勢』の育成を応援する」としている。

JCDプログラミング教材内容
1年生:「ビスケット」でコンピュータ語を書こう(教科外)
2年生:まとまりに分けて、お話しを書こう(国語)
3年生:ローマ字で自己紹介をしよう(国語)
4年生:いろいろな意味を持つ言葉でクイズプログラミング(国語+教科外)
5年生:正多角形と円(算数)
6年生:拡大図と縮図(算数)