日本テレビ系大型特番『24時間テレビ45』(8月27~28日)の制作発表会見が27日、東京・汐留の同局で行われ、メインパーソナリティーを務めるYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』の二宮和也、山田涼介、菊池風磨が、それぞれ担当する企画の見どころを語った。

  • (左から)山田涼介、二宮和也、中丸雄一パネル、菊池風磨

菊池は、「トライアスロンに挑戦してほしい」という父親の遺言を受けた小学6年生の女の子をサポート。「ひたむきに練習を頑張っているので、その姿を僕も応援しながら一緒に頑張れたらなと思っております」と謙虚に語りながら、「僕も練習に参加させてもらったら、自分の泳ぎを俯瞰(ふかん)で見れる装置があったんです。僕、水泳10年くらいやってるんですけど、自分のフォーム改善ができまして、すごい効率良く泳げるようになっちゃって、女の子もその僕の姿に若干引いてましたね(笑)」と予想外のことがあったそう。二宮から「違うのよ、ロケの内容が。トライアスロンを応援するんだから、お願いしますよ」と注意されてしまった。

山田は、体に麻痺が残る女性に会いに行く企画を担当。「その女性の方が今年の夏、人生を懸けて会いたい人がいるとおっしゃっていたので、その気持ちに僕も少しでも寄り添うことができたらなと思っております」と意気込む。

体調不良のため欠席となった中丸雄一は、体を動かすことができないものの、絵を描くことが大好きな小学校5年生の女の子と一緒に、2人でアート作品づくりに挑戦。

そして、二宮は「24時間テレビと言えば『サライ』でございますけど、先日加山雄三さんが(年内でのコンサート活動引退を)発表された中で、やっぱりもう一度聴きたいなというのがこの番組に携わる者の願いでもありますので、そちらのほうを僕は見てくださる人と一緒に体験できたらと思います」と紹介。

加山が『24時間テレビ』で「サライ」を歌うのは、今年で最後となることから、二宮は「『24時間テレビ』で『サライ』が流れるのが1回じゃなくて何回流れてもいいと思うので、みんなでちゃんと加山さんの勇姿を見て、みんなで一緒に記憶に残せたらというのがありますよね」と思いを語り、マラソンランナーのEXIT・兼近大樹も「僕は早めにゴールすれば見れますよね」と、超速でのゴールに意欲を燃やしていた。

今年の『24時間テレビ』のテーマは「会いたい!」。メインパーソナリティーはYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』メンバー(二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨)、チャリティーマラソンランナーは兼近大樹(EXIT)、24時間テレビサポーターは徳光和夫、総合司会は羽鳥慎一と水卜麻美アナウンサーが務める。会場は東京・両国の国技館で、3年ぶりに有観客で開催されるが、対面募金は実施せず、キャッシュレス形式となる。