お笑いコンビ・爆笑問題が、きょう27日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『アンタウォッチマン!』(20:30~)初のゴールデン特番に出演する。
アンタッチャブルとサンドウィッチマンが、「ウォッチマン(=証言者)」たちの証言をもとに実力派芸人たちの「面白さの秘密」を深掘りしていく同番組。初のゴールデン特番では、爆笑問題をフィーチャーする。太田光がデビュー当時ライバル関係にあったダチョウ俱楽部への思いを語るほか、どん底時代に「震えるほどショックを受けた」という出来事が明らかになる。
VTRに登場するのは、太田の妻であり所属事務所・タイタンの社長でもある太田光代、伝説の番組『ボキャブラ天国』時代からの盟友・土田晃之、古坂大魔王、長年MCとして共演してきた小池栄子、かつて同じ事務所に所属していた松村邦洋ら、爆笑問題と深いかかわりを持つメンバー。彼らの証言や貴重な映像を交えながら、爆笑問題の知られざる歴史をたどっていく。
1984年、日本大学芸術学部の入学試験会場で初めて出会った2人は、晴れて合格後クラスメートになったにもかかわらずそれぞれ大学を中退。紆余曲折ののち、コンビを結成した。当時はコントが主で、田中裕二がボケで太田がツッコミという今とは逆のスタイルだったと振り返る。やがて、東京・渋谷のライブハウスで開催されている『ラ・ママ新人コント大会』で初舞台に立った2人は、2度目の出演で太田プロダクションからスカウトされ、1988年、芸人としての人生がスタート。太田プロ時代は、3年先輩だったダチョウ俱楽部をデビューしたての爆笑問題が猛追する。そして、光代社長との結婚までのなれそめも詳細に明かす。
ところが1990年、当時のマネージャーから独立話を持ちかけられ、深く考えることなく了承した途端仕事は激減。3年間、ほとんど活動することなく極貧生活を送ることに。そんなある日、太田の芸人魂に再び火をつけるような出来事が。あるクイズ番組の予告映像のテロップを見たとき、太田は震えるほどのショックを受けたという。そこから奮起し、復活のチャンスをつかんだというエピソードが判明する。どん底から逆転へと導いた光代社長の敏腕ぶりも必見だ。
最後は、爆笑問題による最新漫才も。そして、ゴールデン特番放送当日深夜のレギュラー放送(23:45~※一部地域除く)では、特番に入りきれなかった内容を詰め込む『爆笑問題 SP 延長戦』を放送する。