カクヤスは6月23日、まん防明け3か月の現在の「外飲み事情」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は5月26日~29日、カクヤスメールマガジンの登録ユーザー497人を対象に、インターネットで実施した。
同調査では、人数に制限なく、「外飲み」を自宅ではなく、居酒屋やバー、レストランなど飲食店でお酒を飲むこと、「家飲み」は自宅でお酒を飲むこととしている。
まん延防止等重点措置が解除されてからの外飲みの頻度を尋ねたところ、50.5%が「変わらない」と答えた。「増えた」は33.6%、「減った」は15.9%となっている。
コロナ前(2020年2月以前)と今を比べて、外飲みでの飲み方はどうなのか尋ねたところ、圧倒的に多かったのが「外飲みをしなくなった、または頻度が減った」(75.3%)だった。次いで「少人数で飲むようになった」(38.4%)、「二次会や三次会をしなくなった」(31.8%)となっている。
「外飲みをしなくなった、または頻度が減った」と回答した人に、その理由聞くと、「依然としてコロナ禍だから」(58.3%)が最も多かった。次いで、「家飲みに慣れてしまったから」(46.0%)、「人を誘いづらいから」(34.5%)という順になった。
外飲みが低調な今、どうすれば飲食店に客が戻ってくるのかを探るために、「こんなお店があったらいい」など、飲食店に対する要望を自由回答で尋ねた。
その結果、「糖質オフ・ゼロのアルコールだけを扱うなど、健康を意識した店があればいい」など健康志向であることや、コロナ禍では夜の営業時間が短縮されたことから「昼飲みできるお店と昼飲みメニューを充実させてほしい」などの意見が集まった。
また、感染予防にもなるからか、「女一人でも入りやすい店」など"一人飲み"に関する要望や、サブスクの流行に合わせ「酒とつまみのコースがパックになっている月額定額の店があったらいい」といった声もあった。