ソフトバンクは6月24日、ネットワークアップデートに伴いiOS11搭載のiPhoneが一部のエリアでSoftBank 4G/SoftBank 4G LTEによるデータ通信ができなくなる件について、6月27日以降順次、当該エリアでiOS 11端末が4G通信不可となると発表した。
この一部エリアにおけるiOS 11端末への4Gサービス提供の終了は、SoftBank 5Gのエリア拡大と高度化に伴うネットワークアップデートに伴うもの。iPhone 6~iPhone XをiOS 11のまま利用している場合、に当該エリアでSoftBank 4G/SoftBank 4G LTEによるデータ通信ができなくなり、3G通信のみの提供となる。
当初「2022年4月以降順次」というスケジュールが2022年2月4日にアナウンスされ、その後ネットワークアップデート実施の開始時期変更にともない、「2022年6月以降順次」とすることが2022年4月15日にアナウンスされていた。
対象となる機種(下記参照)でも、iOS 12以降へのアップデートを行えば当該エリアで引き続きSoftBank 4G/SoftBank 4G LTEのデータ通信が利用できる。ソフトバンクでは引き続き、対象機種をiOS 11環境で利用しているユーザーに対し、それぞれの機種に提供されているiOS最新バージョンへアップデートすることを推奨している。
対象機種
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone SE(第1世代)
- iPhone X
SoftBank 4G/SoftBank 4G LTEに対応しないiPhone 5s/iPhone 5c以前の機種、iOS 12以降が搭載された状態で出荷されているiPhone XR/XS/XS Max以降の機種については、このネットワークアップデートの影響でとくに影響はうけない。