お笑いコンビ・霜降り明星と錦鯉が初タッグを組むテレビ朝日系バラエティ特番『霜降り&錦鯉の親孝行イズビューティフル』が25日(23:00~)に放送される。

  • 左からせいや、粗品、長谷川雅紀、渡辺隆、藤田ニコル、山下美月=テレビ朝日提供

最年少・最年長『M-1』優勝コンビが初タッグを組む同番組は、せいやと長谷川雅紀がしたい「親孝行」を番組側がチャレンジ企画として用意し、クリアすれば親が欲しい商品をゲットできるという親孝行バラエティ。藤田ニコルと山下美月(乃木坂46)もスタジオで見守る。

錦鯉の2人は長谷川の故郷・北海道札幌市に里帰り。M-1優勝時にすでに50歳だった長谷川。芸人として売れるまで「頼れる人が母親しかいなかった」、「電話の内容は『お金貸してくれ』ばかり」と迷惑をかけ続けた母に親孝行する。長谷川の行う親孝行チャレンジは「母を人力車に乗せ、一回も母の足を地面につけないまま、思い出の家族風呂に向かう」というもの。恥ずかしがる母を人力車に乗せ、母校やかつて住んでいた場所など、親子の思い出の場所を巡るが、そこで語られたのは貧しい家族を一生懸命支えた母の苦労。チャレンジの終盤は母親をおんぶして目的地へ。母を運びながら長谷川が語ったのは、売れてからもずっと抱いていた、ある「後悔」だった。長谷川が涙しながら語った母親への想いとは。50年間の想いが詰まった親孝行チャレンジに、粗品も「めっちゃええやん」と、思わず涙する。

2人きりで父親と話したことがないというせいや。まったく会話が続かない親子が「親子でタイル貼りチャレンジ」に挑む。外装業を営み、寡黙で職人気質だった父。幼少の頃、そんな父の仕事を「好きじゃない」「そんな夢ない人生いやや」と否定的だったという息子のせいや。一方父も「父親らしいことはできなかった」と後悔を語る。せいやは早速父親にタイル貼りのイロハを学ぶが、手先が不器用なせいやの仕事ぶりは、父親の仕事ぶりには程遠い。しかし一緒に作業をしていくにつれ、徐々に距離を縮めるせいや親子。仕事一筋で寡黙だった父親の、今まで語られなかった息子への想い、そして初めて父親の仕事ぶりを見たせいやの父親への想いが語られ、スタジオが感動に包まれる。

コメントは以下の通り。

■粗品

もっとバラエティ要素が強い番組と思ってましたが、思いの外いい番組でしたね。錦鯉のVTRを見てる時は感動してヤバかった。危なかった~。

■せいや

僕のVTRの時ホンマずっと泣きそうで、グッって耐えたんですけど、僕よりもまさのりさんの方が、僕の親に対して思ってくれていた(笑)。僕も錦鯉さんのVTR見てるときやばかった。いい番組でした。

■渡辺隆

こんなあったかい気持ちになるもんですかね。せいやのお父さんがものすごくいい言葉を言っていた。座右の銘にしたいです。

■長谷川雅紀

もう涙腺が弱くなってきてるよね。子どものときの気持ちもわかるし、親の気持ちもなんとなくわかるようになってきて、余計に感じることがある。粗品がそわそわして動きが怪しくなってるのが見えて、見ないでおこうとしていた(笑)。見たら自分も泣いてしまうと思って。

■藤田ニコル

VTRを見ている2組の顔をチラチラ見ちゃったんですが、やはりみんなウルウルしていたので、いいなって思いました。次回の放送があったら私も親孝行やりたいです! テレビの力を借りたら、勇気を出せる気がするので、弟も巻き込んで親孝行したいです。

■山下美月

2組ともまた違った親子像で、最終的にはちゃんと親孝行できていてすごくうれしいなって思いました。2組とも(テレビとは違って)息子の顔になっていてそれがすごい新鮮で、親の前でしか見せない顔が見ることが出来て、私も母と父にちゃんと感謝を伝えたいなという気持ちになりました。