アクトインディは6月23日、「お出かけの時のマスク着用」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月6日~12日、同社運営の情報サイト「いこーよ」を利用する子を持つ男女315名(男性24%、女性75%)を対象にインターネットで行われた。
公共の場でのマスクの着用状況を聞いたところ、「人の有無にかかわらず屋内でも屋外でも着用している」という人が62%を占めた一方、「屋外で人が少ない場合は着用していない」が30%と、3割の大人が場所や周りの様子を見ながら適宜マスクを外していることがわかった。
また、実際の現在の行動とは別に、おでかけ施設でのマスク着用に対してどのように考えているのかを聞いたところ、「人の有無にかかわらず屋内でも屋外でも着用したい」と考えている人は36%にとどまり、実際の行動の62%と比べてもかなり少なく、本音ではしたくないと考えている人が多くいることが浮き彫りとなった。
次に、現在の子どものマスク着用について聞いたところ、「人の有無にかかわらず屋内でも屋外でも着用させている」という人は30%と、大人(62%)に比べるとかなり低い結果に。また、「元々着用させていない」(23%)、「屋内でも屋外でも人が少ない場合は着用させていない」(11%)など、3割強の人が子どもにはマスクをあまり着用させていないよう。
子どもの年齢別に見ると、1歳以下の子どもがいる人は「元々着用させていない」(63%)が非常に多く、2~3歳の子どもがいる家庭でも22%という結果に。しかしながら、4歳をすぎると急激にマスクをつけさせる割合が高くなり、10~12歳では「人の有無にかかわらず屋内でも屋外でも着用させている」が70%と大人並みの着用率であることがわかった。