俳優の小関裕太が、フジテレビのドラマ『ブラック/クロウズ ~roppongi underground~』(前編6月28日24:55~、後編7月5日25:05~ ※関東ローカル)に主演することが24日、明らかになった。

  • 小関裕太=フジテレビ提供

このドラマは、東京・六本木の“闇カジノ”を舞台に、東京の“闇”に吸い寄せられた人々が繰り広げるストーリー。ジャーナリストの赤石晋一郎氏の原案で、実際に起きた闇カジノでの物語を元に、守口悠介氏の脚本でドラマ化する。

主人公の神崎康樹(小関)は、六本木の雑居ビルで違法な闇カジノの支配人を務めているが、そこに出入りしてくるのは政治家、経済人、芸能人、スポーツ選手などさまざまな人たちだ。中にはメディアでもてはやされている今を時めく人たちも客にいる。そこで繰り広げられる東京の夜の裏側、人々の欲望、絶望をコントロールしていく新たなダーク・ヒーローがこのドラマの主人公・神崎だ。

時に人を絶望のどん底に落とし入れ、時に救う神崎は「ギャンブル」という札束が飛び交う夜の遊びにプライドを持って生きている。そしてその神崎はある「目的」を持って闇カジノの支配人を続けていた…。

小関は「闇カジノの支配人を務めさせていただくことになりました。支配人であると同時にディーラーをすることもあるので、最近はチップやトランプを手になじませながら生活しています(笑)。僕の演じる神崎は何を考えているのか本当に分かりません。強いのか弱いのか。勝っているのか焦っているのか。いつどこで寝ているのかも分からない。謎めいています。ただ神崎の目の奥には常に何かがある。ストーリー展開と共に、彼の実態も楽しんでいただきたいです。あなたを魅惑のアングラにご招待します(ドラマを見ることは合法です)」と話している。

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