シャープは6月23日、単身世帯やディンクス世帯をターゲットにする家電ブランド「PLAINLY」から、過熱水蒸気オーブンレンジ(3製品)を発表した。価格はいずれもオープン。ラインナップと発売日、推定市場価格は、庫内容量が26Lタイプの「RE-WF263」が6月23日発売で66,000円、23Lタイプの「RE-WF233」が7月28日発売で55,000円、18Lタイプの「RE-WF183が6月23日発売で42,000円。いずれも本体カラーはホワイトとブラック。
PLAINLYは十分な基本性能を持ちながら、必要な機能を厳選して操作性をシンプルにしたシリーズ。落ち着いたデザインと高いコストパフォーマンスをコンセプトにしている。
庫内容量の大きい26Lタイプでは、庫内に2枚の天板を入れて2段調理に対応。庫内奥のファンが熱風を循環させる「2段熱風コンベクション」機能で焼きムラを抑えながら、一度に多くの食材を調理できる(ロールパンなら24個、型抜きクッキーなら約80個など)。
らくチン!センサーを搭載しており、食材や分量を自動計測してちょうどよい温度に仕上げる。手動で入力する必要はない。冷凍食品やコンビニ弁当なども、パッケージ指定の出力(W数)や時間を設定しなくても、自動でちょうどよく温める。
2022年モデルでは、3タイプともレンジメニューに「フリーズドライスープ」を追加。マグカップにフリーズドライスープと適量の水を入れてメニューを選択し、スタートすると飲みやすい温度のスープができあがる。味噌汁やスープ類全般に対応するが、雑炊やリゾット、シチューなどのフリーズドライスープには対応しない。
また、見づらくなりがちなメニュー表示の見直しが図られ、「レンジ」「らくチン1品」「熱風オーブン」「グリル」といった利用頻度の高いカテゴリーを区切って、アイコンで分かりやすく表示した。残りのメニューは庫内に番号で表示している。
RE-WF263の本体サイズはW487×D450×H367mmで、庫内有効サイズはW388×D304×H216mm。設置時は左右と本体後方に隙間を空けずに収納可能(天面は10cm以上開放が必要)。レンジ定格高周波出力は200Wから1000Wまでの4段階。オーブンの温度調節範囲は110℃~250℃で、発酵メニューは30℃~45℃までの4段階。
RE-WF233の本体サイズはW468×D384×H338mmで、庫内有効サイズはW374×D310×H180mm。設置時は左右と本体後方に隙間を空けずに収納可能(天面は10cm以上開放が必要)。レンジ定格高周波出力は200Wから900Wまでの4段階。オーブンの温度調節範囲は110℃~250℃で、発酵メニューは30℃~45℃までの3段階。
RE-WF183の本体サイズはW455×D375×H330mmで、庫内有効サイズはW355×D295×H165mm。設置時は左右、本体後方、天面に各10cm以上の開放が必要。レンジ定格高周波出力は200Wから900Wまでの4段階。オーブンの温度調節範囲は110℃~250℃で、発酵メニューは40℃のみ。