ラトックシステムは6月23日、「smaliaスマートリモコン RS-WBRCH1」を発表した。7月中旬発売予定で、価格はオープン。
赤外線リモコンに対応するテレビやエアコンなどの各種家電を、スマートフォンやスマートスピーカーから操作できるようにする仲介役となるデバイス。従来品と比べて初期設定のハードルを下げつつ、将来的にほかのデバイスと連携できる拡張性を持たせた。
Wi-Fiは2.4GHz/5GHz帯の両方に対応することで、設定の際スムーズにスマートフォンと同一のネットワークに置きやすくしたほか、Wi-Fiの接続先登録方法を改め、Bluetoothを併用してユーザーの手間が少ないフローに改善。操作したい家電の選択、スマートスピーカーとの連携設定も少ないステップで完結するように見直し、約3分でセットアップできるとしている。
60mm四方、厚さ20mmのボディからはアームが飛び出している点が前モデルとの大きな違い。アーム部分にはアンテナではなく温湿度/照度センサーが入っており、外付けにすることで本体内部の熱の影響を避け、計測精度を向上した。 Bluetooth対応のメリットはセットアップの簡略化だけではない。BLE/Wi-Fiゲートウェイ機能を搭載し、外部デバイスとの連携を強化する。まずはBluetooth環境センサー(別売)が対応デバイスとして用意されている。
壁掛け/平置きのどちらでも利用でき、赤外線有効範囲は約25m。国内の主要家電メーカーを中心に、750製品以上のリモコンデータをプリセットする。電源ポートはUSB Type-Cを採用した。Amazon Alexa、Googleアシスタント、Siriショートカットに対応する。