花さんかくかあちゃんになるまで「赤ちゃんは、みんなの宝もの」

検査キットでどうやら妊娠したらしいというのが分かったときは、本当に嬉しかったですね!その後、病院で検査をしてもらい、妊娠したことを母に伝えたら、私以上に大喜びしてくれて。母の喜びがとても嬉しかったです。でも、リアルに妊娠を実感したのは、エコーで心臓が動いているのを見たときでした。何センチか何ミリかわからないほどの小さな赤ちゃんの心臓がトクトクと動いていて、それを見た瞬間、自分のおなかに小さな命があることを実感し、思わず涙が出ました。

39才という高齢出産でしたから、不安もありましたが、年齢で区切ったパーセンテージだけの情報に振り回されることなく、自分ができることをしようと決めました。高血圧や糖尿病に気をつけたり、運動のために毎日1万歩歩くとかですね。雨の日の夜でも「あ、あと2000歩足りないからちょっと行ってくる!」と言って、せっせと歩いていましたね。そんな私の様子を見て夫は、車とか夜など心配ではあったけど、言っても聞かない私の性格を知っていたし(笑)、気分転換や、一人の時間も大切かな〜と思っていた!と後から聞きました。今思えば、そこまでしなくてもよかったとは思いますが(笑)。それもなんだか楽しかったんですよね。心がけてたのは、妊娠したことに重きを置きすぎることなく、いつもの生活の延長上で妊婦になったという意識でいること。だから、年齢のことで心配するよりも、待ち遠しいほうが大きかったですね。