マイボイスコムはこのほど、9回目となる「コンビニスイーツ」に関するインターネット調査を実施し、結果を公表した。
同調査は2022年5月1日〜5月5日、MyVoiceのアンケートモニターを対象に、コンビニエンスストアの冷蔵コーナーにあるスイーツ(常温の菓子やアイスクリームは除く)についてインターネット調査にて実施、1万170件の回答を集めた。
コンビニスイーツで購入するものは(複数回答)、「シュークリーム、エクレア」が36.0%、「ロールケーキ」「プリン、パンナコッタ」が各3割弱、「チーズケーキ」「ヨーグルト」「大福、わらびもち、白玉など」が各2割弱。いずれの項目も女性の比率が高く、「シュークリーム、エクレア」は女性40〜60代で5割前後と高くなっている。
コンビニスイーツの購入者は6割弱、男性では5割弱、女性では7割弱。月1回以上購入する人は約35%、コンビニスイーツ購入者の6割となっている。
コンビニスイーツの購入場面は(複数回答)、「甘いものが食べたいとき」が購入者の69.8%、「食後のデザートとして」「店頭でおいしそうな商品を見かけたとき」が各3割弱、「コンビニに立ち寄ったついでに」が22.5%となった。
コンビニスイーツ購入者の選定時の重視点は(複数回答)、「味」「価格」に続き、「容量、サイズ」「食感」「色合い・見た目」が各20%台に。購入頻度がほぼ毎日・週に3〜4日の層では、「価格」より「食感」を重視する人が多くなっている。
コンビニスイーツ購入者に、1回の買い物でスイーツにかけてもよい金額を聞いたところ、「250円〜300円未満」がボリュームゾーンとなっている。2014年以降、200円未満は減少傾向にある一方、250円以上は増加傾向で、購入価格帯が上がっていることがうかがえる。
コンビニスイーツ購入者が、直近1年間にスイーツを買ったコンビニエンスストアは(複数回答)、「セブン‐イレブン」が73.1%、「ローソン」が62.4%、「ファミリーマート」が55.6%。「ファミリーマート」は、過去調査と比べて増加傾向となっている。
四国では「ローソン」「ファミリーマート」「セブン‐イレブン」が上位3位となっている。中部では「ファミリーマート」が2位、北海道は「セイコーマート」が3位となった。
コンビニエンスストアでスイーツを購入する理由は(複数回答)、「いつでも買える」が購入者の46.7%、「おいしい・おいしそう」が38.4%、「立地がよい・行きやすい」が29.9%。「少量でも買いやすい」は女性や高年代層、「立地がよい・行きやすい」は女性70代で高くなっている。購入頻度がほぼ毎日・週に3〜4回の層では「おいしい・おいしそう」が最多だった。
気に入っているコンビニスイーツについて、回答者からは以下のようなコメントが寄せられている。
<気に入っているコンビニスイーツ(全2,409件)>
・「小さいエクレア。少しの時間で食べられるから。身近に感じるから」(男性36歳)
・「クリームたいやき。洋菓子店ではまず売ってないから」(男性40歳)
・「セブンの冷凍スイーツは美味しいし日持ちするので買います」(男性48歳)
・「ローソンうちカフェ。有名店とのコラボ商品が多くて安心」(男性55歳)
・「セブンのスイートポテトは期間限定だけど甘さも量もちょうどよく毎年必ず買います!」(女性30歳)
・「バームクーヘンがちょうどいいサイズで売っていること」(女性37歳)
・「ゼロカロリーのゼリー。甘いのにカロリーの罪悪感がなく食べられるから」(女性47歳)
・「スプーンで食べるロールケーキ。ケーキ屋さんに負けていない」(女性68歳)