ニューズドテックは6月21日、「円安・物価上昇に伴う支出意識調査」の結果を発表した。調査は6月15日〜16日、首都圏1都三県に住む20代〜50代の男女800名(未婚者400、既婚者400)を対象にインターネットで行われた。

  • 削減を検討しているもの

    削減を検討しているもの

円安、燃料費や原料の高騰等による物価上昇が続く中、「削減を検討しているもの」を教えてもらったところ、1位「食費」(46.1%)、2位「水道光熱費」(28.9%)、3位「趣味関連」(19.0%)、4位「燃料費(ガソリン代など)」(18.6%)という結果に。他方、「特にない」と回答した人も32.4%見受けられた。

未婚・既婚別にみると、食費に関する削減意識に差は見られなかったが、水道光熱費や燃料費に対する削減意識に関しては既婚者の方が高く、既婚者においてより密着に影響していることが伺えた。

  • 支出を抑えるのが難しいもの(未婚・既婚別)

    支出を抑えるのが難しいもの(未婚・既婚別)

続いて、「支出を抑えるのが難しい」「削減はしたくない」ものを聞いたところ、1位「食費」(37.5%)、2位「住宅費(家賃、住宅ローンなど)」(26.5%)、3位「水道光熱費」(18.5%)、4位「通信料(インターネット接続料、スマホ代)」(17.9%)という結果に。未婚・既婚別にみると、未婚者は「通信費」が「食費」に続く2位となっており、未婚者にとってインターネットの影響度が非常に大きいものであることが明らかに。

最後に「今の状況を踏まえて、毎月どの程度支出を抑えたいと考えていますか?」と尋ねたところ、「10,000円未満」(42%)や「10,000円~30,000円未満」(41%)に回答が集中した。