俳優の横浜流星が主演を務める、映画『線は、僕を描く』(10月21日公開)の追加キャストとスペシャルメイキング映像が21日、公開された。

  • 映画『線は、僕を描く』

    映画『線は、僕を描く』

同作は砥上裕將による青春芸術小説の実写化作。大学生の青山霜介(横浜)はアルバイト先の絵画展設営現場で、水墨画と運命の出会いを果たす。水墨画の巨匠・篠田湖山に声をかけられ学び始めた霜介は、戸惑いながらもその世界に魅了されていく。

霜介が水墨画を始めるきっかけを与えた親友の古前(こまえ)を細田佳央太、霜介に触発され水墨画を始め、古前とともに水墨画サークルを立ち上げる川岸(かわぎし)を河合優実、また美術館長の国枝を矢島健一、大手広告代理店の営業・滝柳を夙川アトム、同じく代理店の営業・笹久保を井上想良が演じる。さらに、水墨画の評論家・藤堂翠山(とうどう すいざん)を富田靖子、湖山(こざん)の一番弟子・西濱(にしはま)を江口洋介、霜介を一目見て弟子として迎え入れることを決め、水墨画の世界へ導いた、巨匠・篠田湖山(しのだ こざん)を三浦友和と、実力派俳優陣が集結した。

スペシャルメイキング映像には、水墨画の難しさに直面した横浜と清原の姿や、演じる役へのアプローチを小泉徳宏監督と入念に相談している様子が映されている。水墨画家・小林東雲のもと、1年以上の時間をかけて水墨画の練習を繰り返したという横浜は、映像の中でも「この作品の世界で存分に生きることができれば良いなと思っています」と語る通り、劇中では見事な筆さばきを披露している。

(C)砥上裕將/講談社 (C)2022映画「線は、僕を描く」製作委員会