まだ言葉を話せない赤ちゃん。そんな赤ちゃんがとる不思議な行動が何を示しているのか理解するのはなかなか難しいですよね。1児の母であるまちまたさん(@machimata)も1歳の息子の不思議な行動に遭遇。その行動が示していることが分かったことをTwitterに投稿すると、共感の声が多く寄せられてきました。

いつも食べかけのロールパン渡してくるからもういらんのかと思って下げてたけど、毎回不満そうで。まだ食べるのかと思って返しても怒って食べない。今日ノリでちょっとかじって返したらめっちゃ笑顔で喜んでくれてまた食べ始めた、え?ずっとシェアしてくれたん?マジかよ..... (@machimataより引用)

息子さんからいつも食べかけのロールパンを渡されていたまちまたさん。ロールパンを下げても返しても納得しない表情だったため、ある日渡されたロールパンをかじった真似をしてみたところ、美味しいものをシェアできた喜びからか、笑顔で喜んでくれたのだそうです。

この投稿を見て、コメント欄は「同じことあってすっごく懐かしくて涙出た!美味しいから食べてみなって感じで差し出してたんだよなー、食べたふりして返すだけですげー笑顔!」「うちの一歳児も同じでした〜!おしゃべりしてくれるとわかりんですけどね…。まだ首振りしかしなかったもんで…」「お、同じです!!我が家も食べさせてくれます!(食べかけ)皆やるんですねぇ。」など共感の嵐。

また「少しでも食べて欲しかったんだあ。なんかいいね。」「息子が小さい時、よくおやつを一粒どうぞしてくれたのを思い出して幸せになりました。」「なんて優しいんですかね」「分け合って、自分の大切な人が喜んでくれるのが自分の幸せ。これが人の本来の本能なんだろうなぁ」とほっこりとしたという声も多く寄せられました。

「私の妹は、今6歳ですが3歳くらいまで皆さんと同じ感じでしたが、4歳くらいから急にみんなの分まで独り占めするようになりました」「8歳になったら、絶対シェアしてくれません。美味しいものは独り占めですよー。今のうちに分けてもらいましょう。」と同じ経験をした人から、その後のお子さんの様子も並んでいました。

この投稿をしたまちまたさんにお話を伺いました。

投稿者さんに聞いてみた

――いつ頃から食べかけのロールパンを渡してくるようになったのでしょうか。

まちまたさん:1歳の誕生日をすぎた頃からです。

――始めてロールパンを渡された時の率直な感想をお聞かせください。

まちまたさん:お腹がいっぱいになったら「いらない」ができるようになったのか、これも成長だな〜などと思っていました。

――シェアしてくれていることが分かった時はどのように思われましたか。

まちまたさん:美味しいものを分け合いたいという純粋な気持ちに温かい気持ちになったと同時に、毎日その気持ちに気付けていなかったことに少しへこみました...…

――今回の投稿が話題になっていることについて、率直な感想を教えてください。

まちまたさん:育児あるあるとも言えるのかと思いますが、大人になるにつれ忘れていたシェアの気持ちの尊さに改めて気付かされました。

親にとって、子どもの成長を感じるほど嬉しいことはないですよね。大きくなったら幸せを共有できる優しい人になるのではないでしょうか。今後の成長が楽しみになるツイートの紹介でした。